時間にしてみれば5分程度だった。
「ふーこちらか完了しました。これで変な後遺症は残らずにすむでしょう。それに記憶も・・・・みなさんは?」
「こちらも大丈夫だと思います。」
龍門さんが額に汗をにじませながら顔を上げてそう言った。
「足の裏からどんどん抜けて行ったぞ。足の裏は、気を吸いこむ場所であると同時に、吐きだす場所でもあるんだ。これでOKじゃろう。」
3人の浄化作業は終わった。
「それではお嬢さんを何でもなかったように、部屋に寝かせてあげてください。」
「普通に寝かせて大丈夫でしょうか?」
お母さんが聞いてきた。
「ええ・・・もう先程までのお嬢さんではありませんから・・・ですから皆さんも奇異な目で見ないようにしてあげてくださいね。」
「よ・・・良かった。本当に良かった。」
あ母さんはお嬢さんの横にしゃがみ込み泣きだした・・・
あまりに衝撃的な状況に、精神的に相当消耗していたのであろう。
それはここにいる全員が同じ気持ちだっただろう。
「井口先生・・・阿黒先生、それから・・・龍門さんでしたっけ?どうぞお腹がすいたでしょう?少しお食事をして行っていただきたいのですが・・・・」
続く