2次会のカラオケBOXに移動して、
しばらく経った頃です。
一通りの身物が行き渡って、乾杯をして話し始めたら、密室の部屋の中に、急激な冷たい風が入り始めた。
私は入口の近くに居るからかな?と思っていましたが、ドアは開いていいないし、部屋の大きさの割に、人がたくさんいて、むしろ暑いくらいであったことを考えれば、そこから不思議が始まっていたのだろう。
店員さんが突然来て
「飲み物12人分お持ちしました」
そう言って入って来たのです。
顔を見合わせるみんな。
「いえ、頼んでいませんよ。」
そうこちらが答えると
「えっ?こちらの部屋からオーダーが入っていたんですが・・・」と不思議がる店員
「でも頼んだばかりだし・・・こっちは頼んでいませんよ。」
と言うとその店員は
「いえ!こちらのはずですが」
と言い、オーダー部屋番号が書いてあるレシート状の紙を見せた。
410号室・・・ここだ。でも頼んでいないのは本当なので、帰した。
可笑しいね・・・と話していたら、しばらくして内線電話が掛かってきた。
「またそちらの部屋から12人分の飲み物のオーダーが入ったんですが・・・」
と戸惑ったような声で質問して来たのだった。
もちろん今回も頼んでいないので、断ったのは言うまでもない・・・
しかし、店員の不思議そうな顔と言い、よく考えれば、カラオケBOXの内戦って、
掛ければ部屋番号を言わなくても、フロントに部屋番号が分るようなシステムになっているそうなのです。
あの時店員が見せた、レシート状の紙が、打ちだされてきた紙なのだろう・・・
じゃあ・・・この部屋から 誰かがオーダーを?
それも12人分・・・
お店側も、他の部屋を念のためにあたってくれたのだろうが、別の部屋でもなかったようである・・・・
やはり・・・あの突然の冷気と、12人のオーダーは、今回のサプライズゲストであったのだろうか・・・
ここに居た、すべての人が、同時に感じた少し びっくりな不思議なお話であった。