さあ どうする・・・どうなる・・・どうでる?
「う・・・動けん・・・こやつ・・・」
「俺がやる・・・許せん・・・」
足を折った奴がびっこを引きながら 睨みつけてくる。
足手まといな憑依したボディ・・・
おそらく・・・来る!
私はその次を警戒して 後ろのポケットから 五鈷鈷を出し 右手に握りしめた。
左手に龍門さんの長い拍子木を持って。
足を折った男の体が、どこかぼやけた・・・
ブウーンと少し音がしたように感じた。
崩れ落ちる男の体
その横に少し中に浮くように狐の姿が浮かび上がった。
回復したあ龍門さんと、阿黒さんも立ち上がり構えた。
「おまへも脱ぎ捨てろ・・・こんな動きずらい体を・・・」
「い・・や・・・脱げん・・のだ・・・動けもしない・・・くそっ・・・さっ・・きから何・・度も・・試して・・・いる」
「なんだ・・・だらしない・・・俺一人でも十分だ・・・俺は孤地とはちがうのだ」
「みなさん・・・この石像に一歩も奴を近くに寄せないように、ここを囲んでください。」
社長の号令で、若い衆達が石像を囲んだ
「阿黒さん 龍門さん・・・奴一人にかかりましょう!」
「おう!」
「はい!」
私は左手の拍子木を龍門さんに投げた
「一斉にかかります!!」
そう言って私は右手の法具に力を加えた
「いきます!」
阿黒さんがごつい数珠を振り回しながら狐に打ってかかった。
飛びのいた狐に向かって 今度は龍門さんの拍子木が打ち下ろされた。
みなそれぞれ法力 念力が込められた一撃だった。
真空波(カマイタチ)を打たれる前に一気に行きたかった。
真っ白い体の狐が、龍門さんの一撃をかわして降り立った所が私の目の前であった。
「神仏のご加護 ここに共に!!」
右手の法具を私は突き出した!
続く