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きつね憑き 46

2007-12-25

「俺も動けん・・・抜け出せない・・・」

孤宮という狐が苦しそうにうめいた。

「くそっ・・・これは?これは何だ?!」
首を少しずつひねりながら、首に止まったままの五鈷杵を振り落とそうとしている。

「今です!阿黒さん!!」
私は阿黒さんに叫んだ。
阿黒さんは私が何を要求したのかを、すぐに理解して 動いた。

懐から出した大きめの紙に、「封}の文字を書き込み、気を送った・・・

そしてその紙を持ち 動こうとする狐に向かって走った。
「これでどうじゃ!」
「封」の印の籠った札を、狐の鼻先にぶつけた。

「間に合ったか?」
「おそらく・・・」
私は返事を返して見守った。そうあってほしいと言う気持もこもっていた。

「・・・・何故にこのような無礼を働く・・・のだ・・・・・」
そう言葉を残して、狐の姿が消えた。
そこに「封」のお札だけひらひらと落ちた。

「阿黒さん!そのお札を、落ちている石像の頭に貼ってください。」

「おう 分った・・・こうか?」
阿黒さんは羽織の紐をちぎって、しっかりとお札で包んで頭に巻きつけた。

「OKです・・・さあ・・・これであなた一人ですよ?どうします?孤宮さん・・・」

「お前たち・・・こんな無礼をして許されると思うか?2人を殺して・・・悪いのはもともと人間の方だった筈だ。」

「殺してはいませんよ・・・一時的に封印してありますが・・・それに貴方達はやりすぎた。」

「封印?ならば孤地も?」
「そうです・・・・」
「嘘をつくな!奴の気配は消えた・・・もうこの世にあ奴の 魂(コン)はない・・・それでもそう言うか?」

「はい・・・・」
「うーむ・・・ならばその嘘を押し通してみろ・・・見せられるか?」

「はい・・・」
私は言い張った・・・少し時間が通り過ぎた。
                続く

Posted by kiyoman 22:52:10 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!
最近のマイブーム:もりそば・・・

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