どうやらこのご夫婦は、私が助言を言う前に、すでに写真展の計画で話し合いをはじめていたようだ。
もちろんこの内容は まだ表面に出ていないのでオフレコだった訳で、私に今 突然言われて驚いたようだ。
これを読んだ人たちは、これは偶然?それとも・・・どちらとお考えでしょうか?笑
「写真展と併せて、映画などの作品中に使ったものや、衣装なども展示するような運びになっています。映画会社やTV局の好意により、その同意と協力もいただけるようになってきました。」
「そうですか・・・それは凄い!」
私はそう驚いて、今度は唖然としている妹さんの霊に向きなおった。
「どうですか?君が泣きくれている間にも、お兄さんご夫婦は貴女の事を考えてこんなに動いてくれていたんですよ?」
「・・・・・・・・・・・・」
「知らなかったでしょう?みんな君を忘れてなんかいないよ・・・もちろん私を含めてファンもね・・・」
「私の・・・私の写真展?」
「そうだ!○○・・・お前の写真展だ。渋谷の○○本店の催事場でやるつもりだ。
お前の知っている○○監督や、東○映画さんも好意的に協力して下さったぞ!」
お兄さんが叫ぶように言った。
「みんな・・・みんな・・が・・・」
「もちろん お袋も張り切っていたぞ」
「○○ちゃん・・・私も同じ女優として、ちょっとジェラシーさえ感じちゃったわよ。死んでから数年も経っているのに、みんなが協力してくれるなんてね。私も負けられないわ・・・○○ちゃん。」
義姉さんが優しい声で語った。
「貴方が来てくれなかったら・・・この気持も伝えられなかったし・・・写真展の事も聞けなかった・・・でも何故?なぜ今はみんなの声が聞こえるの?あんなに呼びかけても叫んでも、誰も振り向いてくれなかったのに・・・・」
妹さんが涙をぬぐいながら呟いた・・・
「それは今 私がこの部屋を、君の世界に近いように作り替えたからですよ。
霊を呼び出す時に居やすい場所・・・現界と霊界のの真ん中・・・亜空間世界・・・幽界というファジーな世界です。ここで私は霊と会話します。しかし・・・普通はなかなか出来ませんがね・・・この部屋が特別でしたから出来たのと、貴女が悟りを開いたからです。」
「幽界・・・私たちは今 幽界に居るんですか?」
義姉さんが驚いたように聞いてきた。
「心配いりませんよ・・・精神だけですから。いざなったのは・・・」笑
続く