「霊能者・・・ですか?怖いな・・・それに依頼すると相当高い金を吹っ掛けられるのじゃないですか?」
小暮さんは慎重だ。
「いや・・・私も頼んだ事があるから知っている・・・安心してくれ・・・・」
「小暮さんがそう言うのなら・・・ひとつ教えてください。この問題の原因は・・・諸悪の根源は、一つですかね?」
「そうだと思う。素人ながらもそう感じる・・・4人の子供が同時に・・・という事の偶然など無い筈だからね。」
「そうですね・・・明日他の3家族に話をしてみます。」
「うん・・・そうだな・・・その結果を連絡してくれ・・・」
「はい・・・いろいろ心配を掛けてしまいました。でもありがとう・・・道橋さん」
私の知人の道橋さんは、その後に私に電話を掛けてきた。
「井口先生・・・まだ仕事としてお願いするようになるかどうかは分からないのですが、聞いていただけますか?」
「ええ・・・お伺いしましょう。」
「実は・・・・・・・・・・・」
とだいたいのあらましを聞いた。
「う・・・ん。子供達が・・・おそらく道橋さんの思う通りの、玲関係でしょうね。それも悲しい霊を感じます・・・・」
「悲しい霊?ですか・・・」
「まあ・・・これ以上は実際に依頼されてからでないと詳しくは分りませんが」
「そうですね・・・明日 連絡を待ってみます。」
そう言って道橋さんの電話は切れた・・・
この段階では、私にはまだ原因は見えなかった・・・・
続く