展開が一気に動いた・・・
一日をおいた翌々日に、道橋さんから電話が掛かってきた。
「井口先生!お仕事としてお願いしたいのですが・・・」
「それは誰からの依頼ですか?」
「4家族全員からのお願いです。どうか助けて下さいと・・・」
「助けて?どういう意味ですか?随分 展開が変わりましたね・・・近藤さんもそう言っているのですか?」
「そうです・・・しかし近藤さんの家は、奥さまからだそうですが・・・」
何か引っかかる言い回しであった。
「奥さまから?どうして・・・?」
「はい・・・近藤さんが昨夜から緊急入院をされてしまったからです。」
「昨夜?原因究明に探索に言ったのも昨夜ですよね?」
「そうです・・・その帰り道に・・・」
「帰り道に・・・車の事故ですか?」
私は感じるままに言った・・・
「先生・・・やはり感じていたのですね?ただ・・・事故と言っても少し違うのですが・・・帰り道に、急に奇声を発して車道に飛び出してしまって・・・走ってきた軽自動車にはねられて・・・怪我は相手が軽でしたので軽く済みましたが・・・」
「奇声って?みなさんも居たのでしょう?」
「はい いました。奥さまも・・・」
「その奇声を覚えていますか?」
「はい覚えています・・・確か (ウワッ!押すな)だったと思います。確かに誰かに押されるように飛び出しましたが・・・」
「怪我は軽く済んだのですね・・・」
「はい・・・頭を少し強く打ちましたが・・でも それを目撃したみんなは固まりました・・・それで・・・今回の依頼です。先生・・・どうか・・・」
「分りました・・・明日お伺いします。皆さんにも集まっていてもらってください。」
そう言って電話を切った・・・
業を煮やして直接アピールに出てきたか・・・
出てくるところが違うけどな・・・でも時間をこれ以上かけられないな・・・
私は明日 行ってみる事にした。
続く