このお話は、本当につい最近の依頼先でのお話です。
そこは埼玉県のある街での事です。
私の友人の友達で、乙部さんと言う女性がいました。
それまで数度友達たちの飲み会で同席して、気になっていた人でした・・・
気になっていたとは、その人の奥に見えるややこしい精神状態と、その人の家に見える男の姿・・・
しかしこちらからは言いだす事はなく、「あーあ・・・大変だな・・・大丈夫かなと言う感じでいつも見ていました。」
しかし数度会ううちに、その状況が益々悪い方向に向かっていくように見えたので、気になっていました。
すると私の友達の奥さんが、「乙部さん・・・いい加減やばいよ?大丈夫なの・・・井口さんにお願いした方がいいよ!」と突然言い出しました。
なんと、友達同士の中でもその異変が心配になっていたようなのです・・・
「ん?・・・・・どうしたの?」
私は聞いてみましたが、乙部さんは黙ってしまうだけで、なにも語ろうとしません。
すると友達が我慢できなかったらしく代わりに説明してきた。
聞き終えた私は、乙部さんにこう言った。
「乙部さん・・・今日帰ったたら、家の中の異様な多さのラップ音の数を数えてみて・・・それから1Fのお風呂場の前に男が立っているから、今日はそこを見ずに2Fへ上がって・・・分ったかな?」
「ラップ音・・・え・・・そうなんですか?」
と何でもないような受け流し方をした。
まるで何にも関心が無いような感じで。
やりにくい子だ・・・それが正直な感想だった。
他の女の子の心配をよそに、はっきりした返答や依頼のないまま、その会は終わった 続く