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土地の記憶がリンクする恐怖 3

2008-03-12

一軒の家の前で車は止まった。
降りた私はその家を見上げた・・・そしてその前に立つ前の家も・・・

「何だ・・・ここは・・・」
それが私の率直な感想だった・・・
この湿る気を含む空気・・・
湿気が多いと言うレベルではない・・・
乙部家の道を挟んだ前に建つ家も・・・
重苦しい暗さをたたえた瘴気に包まれている。
「井口さん どうぞ・・・お待ちしていました。」
家の中からお母さんが出迎えてくれた。
私は促されるままに家に足を踏み入れた。
リビングに通された。
そこにはお父さんと妹さんも待っていた。
「はじめまして・・・井口です。」
私はお父さんの視線を感じながら簡単に自己紹介をした。
「娘から話は聞きました。今日はよろしくお願いします。」
お母さんから改めてお願いされた。
「はい・・・そのつもり出来ました。」
少し談笑をした後、私は本題に入った。

「家の中を一回りさせて頂けませんか?」
いよいよと言う緊張がみんなに走った。
「はい。お願いします。」
乙部さんとおかあさんを先頭に、お風呂場を覗いた。
やはり先日飲み会時に、乙部さんに男が立っていた場所の風景と一致する。
「乙部さん・・・ここに居た筈だよ。例の男が・・・」
「はい。あの日玄関から入ったら、見ないようにしていましたが、誰か居たように感じました。」
私はそこから玄関を見た。
確かにまっすぐの位置だ・・・これはやばい場所だな・・・と思った。
お風呂場は・・・OK
トイレは・・・OK
台所は・・・OK・・・・おかしい・・・
静かすぎる。
「2Fへ上がってみましょう。」
「はい。」
2Fには、お嬢さん二人の部屋がそれぞれと、ご両親の寝ている和室が並んでいた。
               続く

Posted by kiyoman 00:29:54 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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