「乙部さん・・・お父さんは、少し分るんだけど、もしその中途半端な状況で話をした時に、質問攻めにあったも、答えられない自分が分かっているから、話をしなかったんだよ・・・と言うよりも、そう言う事を言うキャラでもなかったから・・・言えなかったんじゃないかな?」
私はお父さんの事を見ながら、みんなに向かって話した。
「うん・・・そうなんです。実際には自分でもはっきりした事は分りません・・・ただ可笑しいな?と言う事は分ります。ただ どういう風にとか、どうなるのかとか聞かれても答えられませんから・・・」
乙部さん家族は茫然としてお父さんの話を聞いていた・・・
まさに狐につままれた状況でしょう。
「改めて聞きます・・・お父さんもこの家については何か感じていましたか?」
「はい・・・長女の部屋にはいると、物凄い霊気と言いますか寒さと共に嫌な感じがしました。」
お父さんは突然 この家の主役に躍り出てしまった感じがした。
「えーっ!本当に?お父さん・・・」
長女の有子さんが驚いて聞いた・・・
次女の真子さんもお父さんの顔を不思議そうに見ている。
「私はね・・・井口さんを全面的に信じます。娘を助けてください。そしてこの家も助けてください。」
これでこの家のすべての住人が、私を信じてくれたので、やりやすくなったのだが、確かにお父さんの反応には驚いてしまった。
「ありがとうございます。では・・・本題に戻りますね。」
改めて仕切り直し・・・です。笑
続く
ps この物語に登場する方はすべて仮名です。
ただし、本人たちも喜んで読んで下さっているとのご連絡も頂いております。