男の子が私に語りかけてきた・・・
「早く僕を見つけて・・・叔父さんは怖くない人だよね?」
「心配しなくても良い・・・見つけてあげるから・・・」
この時の見つけるとは、姿を見つけるのではなく、意識を見つけると言う意味なのです・・・
この子の死んだ理由や、状況をたどっていく事で、意識が初めて見つけられる。
そうしなければこの家の霊障問題は解決しないのです・・・
「さあ・・・2階に上がりましょう」
友子さんは、自分の靴の上に立たれていると言われたので、少し複雑な顔をしていたが、気を取り直したように後をついてきた。
2階・・・階段を上って私は気を探した。
逃げる気なので、本当に微弱な気の跡だったので、より神経を集中しなければならなかった・・・
「こっちか・・・」
私は左手の和室・・・に向かった。
そこは両親の寝室だった。
私はしゃがみ込んで畳の上に右手を着いた。
微かに動く気の影・・・
「逃げる気か?でも・・・あの乱暴そうな男にしては繊細な気だ・・・」
それに・・・匂いが・・・柔らかい。
続く