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土地の記憶にリンクする恐怖 14

2008-03-25

この子供の声は・・・「小さな声の独り言を私はこの家に来た時に聞いている。そしてこの場所が口減らしの沼で、そこにお父さんに連れられてきて捨てられた事も・・・
でもいま改めて直接子供に聞くのには意味がある・・・

それはこの子に納得させるために、すべてを聞き出し、同時に子供自身に、自分の今の置かれてる状況を理解させるためだ。

この子供は可哀そうだが、恐怖のあまり肝心な所の記憶を失ったまま霊体に・・・それも地縛霊になってしまっていたようだ。

「このお姉ちゃんを気に言ったのかな?」
「うん・・・このお姉ちゃんの夢の中に何度も出たよ・・・そうしたらかわいそうと言ってくれて・・・泣いてくれたもん。」

「そうか・・・でもそのせいでこのお姉ちゃんは精神・・・いや・・・気持ちが参っちゃっているんだよ・・・・」
「心が参っちゃう?どういう意味?」
「君と同じ気持ちになって暗くなっちゃうんだ・・・悲しくなりすぎちゃうんだ、分るかな?君はこのお姉ちゃんを苦しめて嬉しいのかな?」
「ううん・・・でも、こっちに来て一緒に遊んでもらいたい・・・駄目?」
「それは駄目だ・・・一緒に遊んであげる事は出来ないんだ・・・」

危険だ・・・乙部さんは自殺の可能性を秘めている・・・その原因がこれか?
とにかくこの子は危険だ・・・さてどうする・・・井口よ。
「乙部友子さん・・・君は自殺しようと考えた事があるでしょう?そのドアノブで」
これは乙部さんにかけた言葉だった。

「あります・・・お父さんお母さんに、こんな夢を見て怖かった・・・と話しても全然聞いてくれなかったので、私は変なんだ・・・私は変だから居なくなった方がいいんだ・・・と何度も考えました。」
「ここに居る男の子は、そんな君の心を見透かして、そちらの世界で一緒に遊んでもらいたいと願っているようだ・・・だから君の口からはっきりと、「それは出来ない」と言ってあげてくれないか?」

「はい・・・私は死なないよ・・・そっちに行ってあげられないから。生きたいから井口さんに来てもらったんだから・・・」

「あんた・・・そこまで悩んでいたの・・・ごめんね。」
お母さんが友子さんに向かって改めて誤って泣いている。
友子さんは意外にも気丈な顔をしている。
強い意識も感じるようになった。
さあ・・・これからだ。
               続く 

Posted by kiyoman 01:04:23 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!
最近のマイブーム:もりそば・・・

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