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私との対極の男 拝み屋 22

2008-06-30

「井口さん、今のは?」
立ちあがった私を見ながら龍門は聞いてきた。
「うん・・・御守りみたいなものさ・・・どの程度効果があるかは分からないけど・・・とりあえず自分の身は守っておかなければね。明日香の望みは、恐らく我々に対しての圧力だと思う・・・手を引けという意味のね。」

「実力行使してまでも、自分の仕事はコンプリートする・・・か。あいつ達のやり方は、気に食わん。もともと拝み屋は、こっそり拝むものだと思っていたが・・・荒々しすぎる・・・」

龍門は、マイケルを気にしながら話した。ポケットから小さな小瓶を出しながら・・・

「確かに荒々しいが、結果的に証拠が残らなければ良い訳だから・・・まして今の科学の時代に、日本の警察は、証拠不十分で起訴さえできない、危険な攻撃だ。とんだ奴らを相手にしたな・・・」

その時、龍門が独り言のように呟いた・・・
「5・4・3・2・・・・・やっぱり来たか!」

「ウオー!お腹ガイタイ!! 穴ガアイテシマイマス・・・ウウーッ!」
マイケルがそう言ってお腹を押さえて床を転がった。

それを予感していたかのように冷静に龍門は、小瓶の中身をマイケルに向って撒き散らした。

{シューワッ・・・・シュシュッ・・・・・・・・・」
徐々にマイケルの悲鳴が小さくなっていく。
元山さんは目の前の光景を、まるで映画を見ているような気持ちから、恐ろしい現実の世界の恐怖に、口に手を当てて壁際に下がって震えていた。

「元山さん・・・心配いりません。貴女の事は我々は必ず守りますから」

元山さんにそう声を掛けてから
「君のカウントダウンは正確だな。」

「相手は井口さんに送っても何の手ごたえがないので、マイケルに送って来る頃だと思っていた物で・・・良かったですよ、聖水を持ってきて・・・こう言う物でも効くものなんですね・・・」
そう言って笑って見せた。
                          続く

Posted by kiyoman 23:45:57 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
ピーマン・茗荷以外なら何でも好きです。
お酒はあまり飲めません。強くないです。
善哉が大好きです。

あっ!おまんじゅうと羊羹が苦手です。

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