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過去のお話を読みたい場合は

カテゴリーを細分化して、お話別に何とかまとめました。
読みたいお話別にすべて読む事が出来ますので、そちらからお探し下さい。

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足首を握りしめる「手」 35

2007-08-05

「龍門さん・・・駄目だ!君は神の教えを守ってくれ!!そしてその力でこいつらを退治して欲しい!妹さんもシスターを目指したんだろ?それなら尚更・・・」

「斉藤さん・・・ありがとうございます。俺ってそんなに悪い奴じゃなかったでしょう?・・・・でも・・・神に仕えようとした妹を・・・神は助けてはくれなかった・・・俺は何故?と何度も聞いてみたが、答えは返ってこなかった。答えを出してくれたのは、この化け物だったのが皮肉だが・・・」

そう言ってから龍門氏は、銀の十字架に、右手をかざした
「ハ〜ッ!!」

この時の気は、私から見てもまぶしかった・・・
彼のチャクラが光りだしたのを感じた。
額のチャクラだった・・・
おそらく自分でも気が付いていないはずだ。

龍門は、十字架についている長めの銀の鎖を、自分の右手に巻いた・・・そしてその手にきつく十字架を握った・・・

「くそーっ・・・あの水がおれの動きを止めてやがる・・・しかしそんなこけおどしは通じないぜ・・・」
悪霊は、ブヨブヨした両手を前に突き出し、その指を掻くように曲げた。
              
「グッ・・・」
龍門のスーツの両肩が裂けた・・・
               続く

Posted by kiyoman 18:25:49Comments(0)TrackBack(0)

足首を握りしめる「手」 34

2007-08-04

本日は 33・34の二話ありますので


「お前!この水の中に何を混ぜた!先ほどの水とは違うぞ! くそ〜!」

苦しみもだえる霊体・・・

「この水には、井口さんの気を取り込んで混ぜた・・・私に一番足りなかった攻撃的な気だったんだ・・・何故なら神の教えは、救えだったからだ・・・お前たちのような者にさえ、神は救えと・・・俺はしかしその教えを守り続けた・・・だから止めを刺す事を得意とせず、対話方式オンリーできた・・・その甘さがお前のような奴を見逃してしまった・・・自分でも嫌になるよ・・・」

「龍門クン・・・今は気を乱すね!」
「大丈夫ですよ・・・これくらい何ともないです。おれの過去に比べれば・・・」

「お前は何でそんなにむきになる・・・俺はお前には何もしていないぞ!」

龍門は、霊体のそんな言葉は聞いていなかった。

「俺の・・・俺の妹は・・・レイプされて殺されたんだ!!」
「妹が?俺に何の関係がある・・・」

「俺の妹もシスターを目指していた・・・
そんな頑張り屋の妹が、ある雨の日の帰り道、1BOXカーに乗り合わせた、最初から獲物を物色していた奴らに目をつけられた・・・発見された時は山の方で全裸で見つかった・・・警察が言うには、死亡理由はとうしだったそうだ・・・まだ生きている傷ついた妹を、男たちは全裸で車から降ろし放置したようだ・・・鬼畜野郎たちだ!俺はこいつらを許さないと生きてきた。こいつらに復讐を誓った段階で、俺は神の教えに背くつもりだった・・・今回お前のことで自分のスタイルを変えることぐらい何ともない・・・躊躇もない!!」

「龍門クン!!」
「龍門さん・・・冷静に・・・」
斉藤さんも心配して叫んだ。
                 続く

Posted by kiyoman 19:43:20Comments(0)TrackBack(0)

足首を握りしめる「手」 33

2007-08-04

龍門氏が変わって行く・・・・

冷たく「霊だけを消す事が、今回の依頼ですから」と言い放った男から・・・

今私の目の前にいる霊能者は、どちらかと言うと私に似たタイプだ・・・

龍門は、ジャケットの内側に手を入れると、それぞれの指の間に、3本の小瓶が挟まれていた。
先ほど1本使った聖水の小瓶と同じであった。

「そんな物は俺には効かない・・・さあかけてみろ!」

挑発的な言葉を、着物姿のサキエママのまま、声だけ不気味な声に変って言うのだからまいってしまう。

「龍門クン・・・体はサキエママだから・・傷つけないように気をつけろよ」

「分かっています・・・」
そう答えると、指にはさんだ3本の小瓶の蓋を、器用に一斉に回して開けた・・・

「カラーン・・・カラン・・カラン」

「行くぞ・・・・これが効かないかどうか、お前の体で試してみろ!!」

龍門は、小瓶を指にはさんだ右手を、たすき掛けのように振りかぶって、斜めに振り下ろした!

「シューッ!!」
時間差で3本の小瓶の中身が、サキエママの顔から体に命中した・・・

「フォフォフォフォ・・・・効かぬは・・・こんな水は・・・聖水だと?寝ぼけ折って・・・・そんなもの・・・・?」

「効かないかどうか・・・これからさ」

龍門は、ジャケットの内側から、少し大きめの、銀の十字架を出した。

「おまえ・・・この中に何を混ぜた?先ほどまでの水とは違うぞ?!」
              続く      

Posted by kiyoman 01:29:45Comments(0)TrackBack(0)

足首を握りしめる「手」 32

2007-08-02

「井口さん・・・正直に言ってなかったことがあります。」

「何ですか?斉藤さん」

「実は井口さんに被害の話として、女の子が足首を握られて、指の跡などをつけられたり引きずられたりして、怖くて出ていくなりお店を辞めていった・・・と」

「・・・・・・・」
「実はそれだけの被害じゃないんです。半狂乱になった娘もいました。パンティまで脱がされて・・・何かに犯されたと。私も見ましたが、両方のモモにも指の跡がくっきりとありました。でも、周りの娘たちには何も見えないから、その娘が一人で一人で騒いで一人でブラやパンティまで脱いで、何やってんのよ!と思われて・・・辛かったと思います。ある意味みんなの前で犯された訳ですから・・・・・」

「おまえ・・・・それはやっちゃいけないことだぞ!!」
私より先に龍門が叫んだ!

「井口さん・・・こいつは俺にやらしてください!お願いします。」

斉藤さんの話を聞いたと同時に、先ほどまでの冷たいほどクールだった龍門氏が変わった・・・

話の中に、龍門の過去に触れる事でもあったのだろうか・・・

「ああ・・・今回は私がサポートしよう」
「ありがたい・・・心強いです!!」

                続く

Posted by kiyoman 17:19:39Comments(0)TrackBack(0)

足首を握りしめる「手」 31

2007-08-01

「龍門クン・・・君はママの中の物を制御していると言ったけど・・・危険なようだ」

私の表情と物言いに、さすがの龍門も飛び退った

「斉藤さんも逃げてください!!」
私は隣で呆然としている斉藤さんに叫んだ!!

普通の人は、こういう時に理解できなくて厄介だ。

見た目はママのまま・・・
でもその中身が変わっていっている事を理解できないからだ・・・

「制御出来ていたはずなのに・・・どうしてだ!」

龍門は焦っていた・・・

私の手前かっこ悪いからだ・・・・

「大丈夫か?龍門クン?そいつは他の3体より、強いみたいだぞ?気がつかなかったか?」

「マジですか?本当だ・・・こんなに瘴気が強くなっている・・・

「お前などに俺は抑えられない・・・他の奴らは俺が作った影だ・・・俺は本体だからな・・・」

「あいつらは影?道理でぎぎーとかしか言わなかった訳だな・・・」

私は今気がついた・・・あいつらの手ごたえの無さを・・・

「俺は女が好きだ・・・犯して犯して犯しまくってやるんだ!!ひひひ・・・」

「それでこの部屋に住む女の子たちの足を引っ張ったり・・・」

「引っ張るだけじゃないぜ・・両足を持って、思い切り広げてやったりもしたさ・・・その時の女たちの恐怖に引き攣った顔がたまらねえ・・・ひひ」

「斉藤さん・・・こいつの声なら聞こえますか?こんなけ現生の欲望が強く残っている奴だから、生々しい気を持っているはずだから」

「はい・・・はじめは気のせいかと思ったんですが・・今ははっきり聞こえます・・・とんでもないやつだ・・・」

「何がとんでもないだ・・・お前たちが新しい女を勝手に補充して来るんじゃねえかよ」
             続く

Posted by kiyoman 23:36:19Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!
最近のマイブーム:もりそば・・・

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