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プロの占い師が集う[占いブログ]


過去のお話を読みたい場合は

カテゴリーを細分化して、お話別に何とかまとめました。
読みたいお話別にすべて読む事が出来ますので、そちらからお探し下さい。


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実話 悲しきシェフの思い 20

2007-04-05

金庫の中には一体何が・・・
「井口先生・・・こんな物が入っています。全部出して見ますね。」

そういって奥さんが取り出した物は・・・
「通帳ですね?コレは想像できましたが・・・奥さん見ていいですか?」

「はい!」
「金額的には・・・60万円。へそくりですか?」

「60万円・・・その額って・・・私が行きたいといっていたハワイの旅行金額では?」

「ハワイですか?そういう話は出ていたんですか?」
「はい・・・ずっと以前ですが・・・ただその時には、凄く掛かるねと言って、諦めたんです。

「それで・・・ご主人は黙って貯めていたんですかね?」

「先生・・・このパンフレットは・・・ハワイのです!」
そういった時、奥さんの手元から、パラパラッと落ちた物があった。

今年の夏休みに行く予定・・・驚くぞ!と書かれた行動予定や観光予定が、びっしり書き込まれていた。

「昨年の冬ですよね、亡くなったのは・・・」
「はい・・・そです。その時には主人はハワイ旅行の事を考えていたのですね?」

「そういう事になりますね。金額の事より、奥さんに伝えたかったのは、むしろこの驚かせられなくなった無念の方だったのかも知れませんね。」

私はそう言って、ご主人の方をみた。
ご主人は泣いていた・・・ボロボロと泣きながら、大きく何度もうなずいていた。

「あ・・・あなた。」
再び奥さんも泣き始めた。

こんな涙にあふれた霊視は珍しいのです。
悲しみが一杯の中で、私の表情は、こんな時どうしたらいいのだろうかと・・・頬を何かが伝わりながらも、考えてしまったのです。
                  続く

Posted by kiyoman 22:29:02Comments(0)TrackBack(0)

実話 悲しきシェフの思い 19

2007-04-03

「先生!カチッって言いました。ど・どうしたらいいんでしょう?」

徳丸さんの奥さんは、声が裏返ってしまうくらいに、動揺していた。

「じゃあ、今度はこのカギをそのかぎ穴に差し込んでください。もちろんそっと廻してください。」

「はい・・・やってみます」
今度は重い音で、がチャッと聞こえた。
「先生・・・開きました。何が入っているのか、怖いです。」
そういって逃げようとする。

「大丈夫ですよ・・・ご主人の入れていた物ですから、危害が加わるわけありませんよ」
トラやヘビが出てくるわけではないだろうと思いながらも、気持ちが分からない訳ではないな・・・と思った。

「さあ、奥さん・・・金庫の中を見て下さい。そうすればご主人が何を伝えたかったかが、はっきりしますから・・・」
「ええ・・・分かりました。」
ゴクッと喉がなるくらいの唾を飲み込んで、奥さんは金庫の前に向かった。
                 続く

Posted by kiyoman 19:45:15Comments(2)TrackBack(0)

実話 悲しきシェフの思い 18

2007-04-02

「どうですか?奥さん・・・金庫のような物はありましたか?」

「この中は主人の趣味の物ばかりなので、もともと私が触れなかった場所なんです。本とかアルバムとかが沢山ありますから・・・少し待って下さい」

かなりな重労働のようであった。
しばらくすると
「井口先生!こ・これは・・・・」と後ろに尻餅をついて、奥さんは言った。

私が覗いてみると、巧妙にカモフラージュされた形で、縦20cm×横30cmほどの小さな金庫のような物が見えた。
これは玩具ではなく、本格的な金庫であった。

「奥さん、ここから一旦出してみましょう。重いですから私が引っ張りだします。」

かなりの重さがあるが、ご主人もここにこれを収めたのだから、出来ない事はない。

ただ・・・これを家族の知らない所でやっていた作業と考えると、多少寒気がする。

押入れから金庫を引っ張り出し終えた私は、改めて先ほどの紙片を奥さんに渡した。

「このナンバーをまわしてみて下さい」
簡単にダイヤルの回し方を教えて、私は後ろへ下がった。
                   続く

Posted by kiyoman 22:31:34Comments(0)TrackBack(0)

実話 悲しきシェフの思い 17

2007-04-02

箱の中に入っていた紙片の番号は・・・
「それはそこの押入れの中の下に入っている、本物の金庫のナンバーだ・・・」

「本物の金庫?よくある自宅用などの金庫の事・・・ですか?」
「そうだ・・・でもそんなに大きくないけど」

「奥さん押入れの中を見て下さい?」

話が聞こえていない奥さんは、きょとんとしていたが、私がなにかしら聞いたのだと理解して、押入れの襖を開けた。

「下の段だ・・・」そう指を刺しながら徳丸さんは言った。

「奥さん下の段だと言っています。そこの本物の金庫があるそうです。探してみて下さい。荷物などで隠してあるかもしれませんが・・・」

奥さんは必死に前面に入れてある荷物を全て出し始めた。
                  続く
 

Posted by kiyoman 19:43:17Comments(0)TrackBack(0)

実話 悲しきシェフの思い 15

2007-04-02

ガチャ・・・

その中に入っていた物は、決して大きくも無い紙片であった。
その紙を奥さんが開くと、そこには文字が書かれていた。
○○○○
「この番号は何の番号ですか?」
奥さんは私に、ご主人に聞いてくれという意味で、聞いて来た。

「徳丸さん・・・今の奥さんのご質問は聞こえましたよね?この番号は何の番号ですか?」

「・・・・・・」
「?・・・あっ!そうですか・・・うかつでした」
私はそう言うと、友人の宮下さんに向かって言いました。

「宮下さん・・・少しこのお家に関わる事なので、少しだけ外に出て行ってもらえますか?」

宮下さんもこの言葉に
「は・はい!分かりました。」と言って、外に出て行ってくれました。

あっけに取られている奥さんに、私はご主人からのご希望でしたのでと答えた。

「徳丸さん・・・いやシェフ。宮下さんは出て行きました。これでお話できますよね?」
「シェフの霊は、穏やかな顔で笑い、私に深々とお辞儀をしてきた。
「さあ・・・教えて下さい。」 
                    続く

Posted by kiyoman 11:42:23Comments(0)TrackBack(0)

実話 悲しきシェフの思い 14

2007-04-01

箱から見つかった小さな鍵・・・
目の前にある小さなおもちゃのような金庫・・・

「奥さん、その鍵を差し込んでみて下さい。貴方にあけてもらいたいみたいですよ?」

「・・・・」私の言葉にハッとした徳丸さん。

「うん。徳丸さんジャストミートのようです」
私は少し笑いながら言った。
私の笑った顔と、言葉の意味に気がついたようであった。

「分かりました・・・貴方、開けますよ」
カチャカチャ!カチン・・・

「さあ・・・開けてみましょう?奥さん」
キーッ・・・軽い金属音を立てながら、金庫は開いた。
その中に、シェフの残した物、家族に残した物はいったいどういう形の物だったのだろうか?
シェフの希望が、今 家族に伝えられる・・・
                  続く

Posted by kiyoman 21:18:07Comments(0)TrackBack(0)

実話 悲しきシェフの思い 13

2007-03-30

奥さんは、パンフレット類の間を注意深く調べた。
「先生・・・これは?」
そう言って手渡してきた物は、どこかの鍵であった。
「何処の鍵ですかね?見た所あまり重要な所の鍵ではないようですが・・・会社の私物なんかは調べましたか?」

この鍵が意味のあるものだと思い、聞いてみた。

「会社の私物・・・あっ!そうだ、小さなおもちゃの金庫が入っていました。緑色の・・・おもちゃの金庫のようだったのと、振ってみても何にも音がしなかったので、そのままになっています。」

「その金庫はありますか?」
「はい・・・ちょっと待って下さい・・・」
そう言って奥さんは隣の子供部屋らしき所に入っていきました。

「これです・・・確かに鍵穴がありますが・・・」
そう言って手渡されて金庫は、確かにおもちゃのような金庫でした。
しかしちゃんと鍵穴があり、コンパクトな為、簡単に何かを入れておくためには良いのでしょう。

「鍵を差し込めるかどうか試していいですか?」
「はい・・・お願いします。」
緊張の時が過ぎた・・・
この鍵が合わなければ、探す事は困難な事であろうと思う。

おそらく・・・この鍵が符合するのだろう・・・
ちらっとシェフのほうに目を向けると、小さくうなずく姿が見えた。
                   続く

Posted by kiyoman 00:02:32Comments(0)TrackBack(0)

実話 悲しきシェフの思い 12

2007-03-28

号泣するシェフ・・・

「さあ・・・貴方の言いたかった事をお話くださいますか?その箱の中に何があるのですか?」

「この箱の中には、私が一生懸命に貯めたお金を預けてある通帳がある・・・」
私は奥さんを振り返った?
奥さんは首を横に振り
「通帳なんか、無かったです・・・貴方?この中にそんな通帳は無かったわ!」

「ご主人・・・その通帳は確かにこの中に入れてあったのですか?」
「そうです・・・○○銀行の○○支店に預けてある」

「ご主人・・・この箱の中身を、一回出していいですか?」
「はい・・・いいです」
「奥さん、この箱の中身を、ここに全て広げて下さい。」
私が言うと、奥さんは全てを畳の上に広げた。

中に入っていた物は、領収書と、家族で出かけた事がある所のパンフレット関係が主だった。よほど家族で出かける事が楽しかったのだろう。

「主人は仕事柄、休みがなかなか取れなくて、私たちに悪い悪いが口癖でした。」

「奥さん・・・そのパンフレットの間を、全て確認して下さい。」
私は自分の思い付きを伝えた。
                   続く

Posted by kiyoman 12:36:30Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
ピーマン・茗荷以外なら何でも好きです。
お酒はあまり飲めません。強くないです。
善哉が大好きです。

あっ!おまんじゅうと羊羹が苦手です。

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