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プロの占い師が集う[占いブログ]


過去のお話を読みたい場合は

カテゴリーを細分化して、お話別に何とかまとめました。
読みたいお話別にすべて読む事が出来ますので、そちらからお探し下さい。


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死してなお・・・女優編 ♯17

2008-01-27

それから1ヵ月半位経った頃に、一通の封書が届いた。

中を開けてみたら、一枚の招待状と手紙がが入っていた。

某月某日〜某月某日まで        ○○ ○○写真展
渋谷 ○○本店

手紙には、「先生、遅くなりましたが無事写真展を開催する事が出来ます。
是非 先生に見ていただきたく思いまして、御招待させて頂きます。出来れば初日に来て頂ければセレモニーもありますし、女房も来ますので、一緒に飯でも食べましょう。よろしくお願いします」

と書いてあった・・・

良かった・・・是非 行ってみよう。
私はスケジュール帳を見た・・・
不思議な事に、その前後日を含めて、その月は前半はびっしり入っている予定の中で、まるで 避けていたようにその日は空白でした・・・

「偶然かな? まっ良いか。」
私はそう言って何故か 顔がほころんでしまった・・・ベランダから見える空を見上げながら・・・

後日談

写真展は 大そうな盛り上がりでした。
TV局や映画会社の協賛で、盛大に・・・

映画の中で着た衣装や、その時にお母さんに出した手紙なども展示されていた。

有料なのだが、たくさんの人が列を並んでいた。

「あれ?」
私は受付の方を振り返った・・・

「どうしました?」
合流したご主人が聞いてきた。

「いえ・・・あそこに・・・○○さんが立っていたような・・・そんな気がしましたから・・・」

ご主人と奥さんは、この時 観覧者たちの目を盗み、そっと目頭をおさえたのを見逃さなかった・・・

しかし・・・この時 私は何度一般観覧者の方々に、係のスタッフと間違われた事か・・・
スタッフの女の子が思わず そんな私を見て 吹き出していたのを忘れられない。
とほほ・・・でありました。

でも・・・女優は、死んでもまだ女優で居るのだと言う事と、その強い気持ちを知りました。
見られる事を仕事とし、喜びとする仕事。

そんな女優魂に・・・乾杯!
                完

Posted by kiyoman 19:05:46Comments(0)TrackBack(0)

死してなお・・・女優編 ♯16

2008-01-27

「しかし このままの状況で、この部屋には長居は出来ません。肉体的な疲労と精神的な障害が、普通の人には、いや霊にもきついと思いますので・・・」

私はみんなに同じように伝えた。

「私たちなら平気です・・・もっと一緒に居させてください。」

奥さんが私の腕を強く掴み そう言った。

「○○・・・俺が悪かった・・・でも俺も、女房も・・・お袋も・・・付き人の○○ちゃんだって・・・それに多くのファンもお前を忘れてなんかいない・・・」
ご主人が 前に出て来て話した。

「ありがとう・・・私・・・女優 ○○ ○○として記憶の中で生きられるのね?みんなの中で生きられるのね?」

「そうよ・・・私なんか歳を取って行っちゃうけど、○○ちゃんはずっと綺麗な時のまま・・・羨ましいくらいよ。」

奥さんも笑いながら答えた。

「タイムリミットが来たようです・・・私の力ではここまでです・・・申し訳ない」

薄れて行く姿のまま、女優 ○○ ○○はとてもまぶしい笑顔を見せた。
さっきまでの搔き毟ったえぐれ後もすっかり消えて・・・映画の中で見せた笑顔で

「ごめんね・・・ここまでで許してもらえるかな?」
私は 妹さんに頭を下げた・・・

その私の肩をそっと触れながら

「井口さん・・・ですよね?本当にありがとう。私を見つけてくれる人に会いたかった・・・私 永遠に孤独のらせん階段の中を上り下りを繰り返していました・・・途方もなかった・・・見られる事を喜びと思って生きてきた人種が、誰にも見られなくなる辛さを知りました。たとえそれが写真展でも、再放送でも・・・どんなに幸せか・・・私には良い兄がいます。そして良いお姉さんがいます。お兄ちゃん・・・これからも昔みたいに、私のプロディースお願いしますね。」

「おう!任せておけ!!」
「そうよ!お兄ちゃんは凄いプロディーサーだから大丈夫よ。」

ご夫婦は力強く言い切った。

「それじゃあ・・・行きますか?」
私は妹さんに向きなおってそう言った。

「はい・・・お願いします。」
胸を張って晴れやかな顔だった。
こんな清々しい顔を見れるなんて思わなかった・・・来て良かったと思う。

「それでは・・・・」
それから3分ほど沈黙の中を、ゆっくり回りながら昇って行く・・・まるで舞台で、透明のらせん階段を昇って行くようだった。

「終わりましたよ・・・・妹さんは、死んでも尚・・・ずっと女優だったんですね。
見られることが生きがいの職業。それなににまったく逆の、誰も見てくれない 気が付いてくれない世界で苦しみました。
これで彼女は、美しいままで写真展を応援してくれるでしょう・・・・」

「死んでも・・・なお 女優・・・か」
「彼女が、忘れられないように努力しなくっちゃね。私達も・・・」

「そうです・・・お二人がまず 芸能界で消えていかない存在でいなくてはいけませんよ。」

「こりゃあ 手厳しいですね・・・さあ 明日から一層の努力しなくっちゃな?」

ご主人の顔に迷いはなかった。
                続く

Posted by kiyoman 00:22:28Comments(0)TrackBack(0)

死してなお・・・女優編 ♯15

2008-01-23

どうやらこのご夫婦は、私が助言を言う前に、すでに写真展の計画で話し合いをはじめていたようだ。

もちろんこの内容は まだ表面に出ていないのでオフレコだった訳で、私に今 突然言われて驚いたようだ。

これを読んだ人たちは、これは偶然?それとも・・・どちらとお考えでしょうか?笑

「写真展と併せて、映画などの作品中に使ったものや、衣装なども展示するような運びになっています。映画会社やTV局の好意により、その同意と協力もいただけるようになってきました。」

「そうですか・・・それは凄い!」
私はそう驚いて、今度は唖然としている妹さんの霊に向きなおった。

「どうですか?君が泣きくれている間にも、お兄さんご夫婦は貴女の事を考えてこんなに動いてくれていたんですよ?」

「・・・・・・・・・・・・」
「知らなかったでしょう?みんな君を忘れてなんかいないよ・・・もちろん私を含めてファンもね・・・」

「私の・・・私の写真展?」
「そうだ!○○・・・お前の写真展だ。渋谷の○○本店の催事場でやるつもりだ。
お前の知っている○○監督や、東○映画さんも好意的に協力して下さったぞ!」

お兄さんが叫ぶように言った。

「みんな・・・みんな・・が・・・」
「もちろん お袋も張り切っていたぞ」

「○○ちゃん・・・私も同じ女優として、ちょっとジェラシーさえ感じちゃったわよ。死んでから数年も経っているのに、みんなが協力してくれるなんてね。私も負けられないわ・・・○○ちゃん。」

義姉さんが優しい声で語った。

「貴方が来てくれなかったら・・・この気持も伝えられなかったし・・・写真展の事も聞けなかった・・・でも何故?なぜ今はみんなの声が聞こえるの?あんなに呼びかけても叫んでも、誰も振り向いてくれなかったのに・・・・」

妹さんが涙をぬぐいながら呟いた・・・

「それは今 私がこの部屋を、君の世界に近いように作り替えたからですよ。
霊を呼び出す時に居やすい場所・・・現界と霊界のの真ん中・・・亜空間世界・・・幽界というファジーな世界です。ここで私は霊と会話します。しかし・・・普通はなかなか出来ませんがね・・・この部屋が特別でしたから出来たのと、貴女が悟りを開いたからです。」

「幽界・・・私たちは今 幽界に居るんですか?」
義姉さんが驚いたように聞いてきた。

「心配いりませんよ・・・精神だけですから。いざなったのは・・・」笑
                 続く

Posted by kiyoman 15:11:27Comments(0)TrackBack(0)

死してなお・・・女優編 ♯14

2008-01-22

「○○さん・・・貴女は根っからの女優なんですね。でも 今はもうこの世には存在していない方なんです・・・悲しいけれど」

私は諭すように話した。
「はい・・・それはもう納得しました。安心してください。でも・・・」

「でも?」

「私の事を、忘れないで欲しいんです。みんなの心の中に残っていたい・・・そんな気持ちが・・・強くします。」

「貴女は良い女優さんでしたよ。僕もファンでしたからね・・・あっ!そうだ」

私はそう言ってご夫婦を振り返った。
「ご主人・・・ご主人は芸能界には顔が広いですよね?」

「あっ!は・はい・・・何とか・・・」
ご主人は驚いたように返事をした。
今日初めて会った私から、そんな事を言われた事が不思議だったのだろう。

「それから奥さんも・・・有名な女優さんなんだから・・・チカラありますよね?」

「はい!頑張ります・・・ですが何を?」
奥さんの質問は当然であった。

「どうです?彼女の・・・妹さんの・・・いや、女優 ○○ ○○の写真展なんか企画できませんか?」

「えっ?写真展ですか?」
驚きながらご夫婦は顔を見合わせた
「そうです。写真展です」

「あの・・・先生。実はちょうど企画していまして、打ち合わせ中なのです。渋谷のデパートの催事場で・・・でも、先生は知らなかったはずですよね?あっ・・知るはずないか・・・偶然ですか?」

「はい・・・偶然です。」
私はそう言って笑った。
なんせ今日 初対面だったのだから、これ以上驚かす事は止めにしました。

                続く

Posted by kiyoman 00:56:58Comments(0)TrackBack(0)

死してなお・・・女優編 ♯13

2008-01-21

「私女優になって、みんなに見てもらう事が喜びだった・・・でも、今は誰も見てくれない・・・気がついてもくれないの。自分が死んだ事や、みんなから見えない事に納得できるまで時間がかかりました・・・途方もなく長い時間・・・・」

「時間が掛かりましたか?納得できるまで・・・今は?」

「もういや・・・孤独がこんなに辛いって思わなかった。」

「君は孤独じゃなかったじゃないか?お姉さんもお兄さんもいるし・・・」

「私・・・お姉さんに迷惑かけちゃった・・・ごめんなさい。」

「奥さん・・・彼女は心底 謝罪していますよ。迷惑を掛けたと・・・ところでこの部屋を作ったのは奥さんですか?」

私は奥さんを振り返りながら聞いた。

「いえ・・・それが主人が急に。私も驚いたくらいな勢いで、揃えたんです。」

私はご主人を見ながら聞いた。
「それじゃ・・・ご主人も何か?」

「はい・・・実は西○劇場さんから連絡がありまして、見に行ってきたんですよ。劇場を・・・・」

「そこで何を?」
「出演者たちがみんな怯えていると・・・
ライトは倒れるし、練習中に影が通り過ぎたり・・・誰もいない楽屋から物音が聞こえたりと・・・みんな怖がって、○○さんが居るのよと。すぐにあいつだと思いました。ただ・・・・悲しい事に自分の出る筈だったミュージカルはとっくに終わってしまっているのに・・・」

「○○さん・・・貴女ですか?」

「はい・・・ヒステリックになってしまって・・・でも、この部屋に気がついたのは最近・・・知らなかった。よくお兄ちゃんは私の好みを知っていたんでびっくりしました・・・そして涙が止まりませんでした」
               続く

Posted by kiyoman 02:06:34Comments(0)TrackBack(0)

死してなお・・・女優編 ♯12

2008-01-20

死者からのサイン・・・
そのパターンはいろいろあるが、まずは物音。
ラップ音と家鳴りとの違いはご存じだろうか?
家鳴りはいわゆるきしみ音。
ラップ音はどこか重たい音や、妙に高い音が特徴です。

また歩くように続く音など・・・
物語とは話がずれてしまいますが貴重なお話をしておきます。
返事など、コミュニケーション系のラップ音の特徴は、返事的なタイミングで、鳴るのです。

これは身内的な特徴でしょう。
見てもらえないからこその知恵なのでしょうね。

それから鏡や窓のような、反射物を使った見えかた。

あとは写真やビデオなどでのアピールの仕方です。

ただ 見える場合は、好意的な霊と言う訳ではないのでご注意ください。

これは頭の片隅に入れておいてください。

Posted by kiyoman 17:56:15Comments(0)TrackBack(0)

死してなお・・・女優編 ♯11

2008-01-19

主演女優が、自分の顔を見て気が付いてくれないみんなに、ヒステリックに叫びながら、その奇麗な顔をえぐるほど搔き毟る

恐ろしい反面、死んだ事への自覚の弱さを悲しく思う。

「そして最後にはお兄さん、お姉さんなんだね?頼ったのは」
私は促すように聞いた。

「そうです・・・ここしかなかった・・・帰れるところはここしか無かったんです」

その時だった、話を黙って聞いていた奥さんが口を挟んで来た。

「実は・・・私 夢を見たんです。とてもリアルな・・・・○○ちゃんがあたしを呼んでいるの。それも必死な顔で・・・
卵みたいな透明の膜の中から・・・」

「それで可笑しいと思い始めた訳ですか?」

「はい!でも主人に話しても、それは夢だから・・・と相手もしてくれなかったんです。自分の妹の事なのに・・・・」

「そう・・・お兄ちゃんは昔から鈍感だったし冷たかった・・・外面は良い癖に。
だから私もお姉さんを頼って・・・」

「夢だけでは無かったわね。私がお化粧しているとドレッサーの鏡の中が歪んでしまって、よく見えなくなるんです。はじめは私の目のせいかなと思ったんですが、続くんで可笑しいと・・・するとある日急に○○ちゃんの顔が、頭の中に浮かんで。
それで振り返りながら名前を呼んでみたんです。」

話を聞いて行くと、奥さんは何度もサインを受け取っていたようだ。
                続く

Posted by kiyoman 02:04:14Comments(0)TrackBack(0)

死してなお・・・女優編 ♯10

2008-01-18

ご主人の前に出た私は、部屋の中に向かって語りかけた。

「出てきなさい・・・今のお兄さんの言葉を聞きましたか?聞こえたのなら話をしましょう」

すると・・・すすり泣く声が私の耳に聞こえてきた。

ボーっと浮かぶその姿は、先ほどまでの姿と変わり、普通の姿形になっていた。

「君は何故 泣いている?その訳をお兄さん夫婦に伝えてあげてください。」

「聞こえます・・・ちゃんと聞こえます。」

夫婦にもしっかり聞こえているらしかった。
「私・・・死にたくなかった。ただの風邪だったのに・・・でも違ったみたいね。皆の顔を見たら分るよ・・・お兄ちゃん 俳優失格よ。でも・・・白血病とは思わなかった・・・それまで何ともなかったのにね。悔しかった・・・」

「そうか・・・・俺の演技は見破られていたのか・・・参ったな」
「私 お兄ちゃんを怨んではいなかった。でもあんなに早く死ぬなら、もっと伝えたかった事が沢山あった。そんなに重いと思わなかったから・・・・伝えそこなっちゃった・・・劇団の仲間の人たちに謝りたかったのに・・・」

「それで貴女は西○劇場に何度も足を運んでいたのですね。」
私は質問をした。
「はい・・・みんなの所へ行きました。でも誰も分かってくれなかった・・・気がついてもくれなかった。それは物凄く寂しかった・・・・そして私はこうつぶやいたの・・・私の子の顔が分からないの!と・・・だから顔が爪で引き裂いてしまいズタズタになってしまいました・・・」

「だからさっきの顔だったんだね・・・」
                続く」

Posted by kiyoman 12:09:27Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
ピーマン・茗荷以外なら何でも好きです。
お酒はあまり飲めません。強くないです。
善哉が大好きです。

あっ!おまんじゅうと羊羹が苦手です。

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