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過去のお話を読みたい場合は

カテゴリーを細分化して、お話別に何とかまとめました。
読みたいお話別にすべて読む事が出来ますので、そちらからお探し下さい。

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賃貸物件の恐怖 12

2007-08-28

今回のお話は、読者の皆さんにとっては、あまり面白みにかけたかも知れません。

しかし このお話には後日談があります。
私はそこの方が 少し恐ろしくなったのです・・・
お読みください。

まず・・・あれだけ引っ越しする事に渋っていたご主人が、私が帰った日に帰宅して、奥さんからその日の私の話や、やった事を聞いて、すぐにこう答えたそうです。

「こんな家は、もう沢山だよ。」    

すぐに引っ越そうと言いだし、すぐにネットで検索などし、なんと3日以内に引っ越し物件を見つけたそうです。実際の引っ越しは 9月になるそうです。

このご主人は、大手証券会社の社会的地位では、大変な方でした。

そのご主人も、呪縛を取った後に、すぐに行動を起こせたと言う事です。

あと・・・恥ずかしながら、私は帰宅後、大切な念を貯めこんで、いつもしている指輪が見当たらなくなりました。

桜井さんの家から帰った後でしたので、恥ずかしながらメールしたところ、桜井さんいわく

「井口さんは、来た時にはしていた指輪が、帰りに車でお送りした時には、していなかったので、外してしまわれたのかと思ったと・・・・」

そして・・・
「探してみます・・・でも、この家では物がなくなる事は、珍しい事ではないんですよ・・・」と。

私も大切にしている物が、なくなったのにも拘らず、全く記憶が曖昧な事が不思議です。

必ず指輪が ぽこっと現れる事でしょう。
きっと・・・・
意味があるのではないでしょうか・・・

               完

Posted by kiyoman 00:43:49Comments(4)TrackBack(0)

賃貸物件の恐怖 11

2007-08-26

私が自由を告げたと同時に、いろいろな霊体が動き始めた・・・

「あれ?いま男の人が2階昇って行った。」

「井口さん・・・この人じゃないですか?」

そう言って桜井さんは、一枚の写真を差し出した。

「そう・・・この人が元気に2階へ昇って行きました・・・この人はお父さん?」

「はい・・・そうなんです。」そう言って生前お父さんがかけていた眼鏡も出してきた。

「お父さんは、志半ばで死んだことを、すごく悔しがっていました・・・家を建てることみたいですね。」

「そ・そうなんです!!実は父は、みんなで住む家を考えて、図面まであれこれ考えていたんです。」

「うーん・・・家ですか。この家は今建てている家の仮の住まいですよね?心配してきたら取り込まれて身動きできなくなっていたんだな・・・お父さんの霊体も」

「お父さんまで?」
「そう・・・だから今 呪縛が取れたから、まっ先に元気よく動きだしたんだ」

「お父さん・・・実は井口さん。この家を出ようと主人に何度も話しているんですが、いつももう少しの我慢だとなって、この家を引っ越す事が進展しないのです。この家に来てから私が二度も心臓の手術をしたのに・・・私は、短期間でも別のところに住んだ方がいいと思っているんです。どうですか?」

「それも変わりますよ。この家を出ていくことも可能になりますから・・・」
               続く

Posted by kiyoman 23:46:10Comments(0)TrackBack(0)

賃貸物件の恐怖 10

2007-08-26

レリーフに向かって私は意識を集中した。

それと同時にざわめきだす周りの空気。

私の周りに集まりだす霊たち。

「このレリーフの人物は、海軍の将校ですね。それもかなり位の高い人のようだ。この人を思う気持ちが強すぎて、その周りの霊体たちも巻き込まれて、動けずにいるのです。」

「この家にいる女性や子供たちは、関係のない人たちだったんですか?」

「まったく関係がない訳ではないが、この土地にいた人たちの霊が、吸い寄せられたのだと思う。」

「だから・・・だから 帰りたいと・・もうここに居たくないんだと?」

レリーフはグレー色に、鈍く光ってきた。
もう少しだ・・・解放出来るのは・・・

そこから 10をゆっくり数えたくらいだったらうか・・・それは解放された。

「さあ・・・みんな、自由だよ?」

私は部屋の空間に向かって言った。
                 続く

Posted by kiyoman 11:30:18Comments(0)TrackBack(0)

賃貸物件の恐怖 9

2007-08-25

印を結んですぐに、霊気を感じた・・・
感じたと言うよりも、霊体の方から近くに来たという表現の方が適切だったかもしれない。

「不思議だな・・・外人の子供が2人いる・・・女の人も一人・・・髪の毛の長い人だ・・・男の人もいる・・中年だな?このレリーフの男の人は感じられない。」

「そんなにいるんですか?」
「ええ・・・そしてこう言っています。ここから出られない・・・ここから離れたいと・・・どうやら彼らも何かに縛られているようです。」

「ここから離れたがっているんですか?霊たちが・・・でも、私の心臓とかも彼らのせいですよね?」

「彼らの仕業ではないようです。おそらく彼らも縛られているのがこのレリーフに関係しているし、桜井さんの体の問題もこのレリーフの男が関係しているのだと思う。」

「ひどい・・・何とかなりませんか?彼らを解放出来たら、何か起こるのでしょうか?」

「おそらく・・・彼らを解放するためには、このレリーフの男を封印・・・いや、男と言うより、このレリーフにかかっている呪縛を解くと言った方が正解なのかもしれない」

「井口さん・・・」
「そのつもりです。やってみましょう!」
                続く

Posted by kiyoman 00:21:05Comments(0)TrackBack(0)

賃貸物件の恐怖 8

2007-08-24

スイッチの入っていないおもちゃが鳴る。
通常時ならば、それほど驚く事はないかもしれない・・・
しかしこのタイミングで鳴った場合、さすがの私でも、不意打ちを食らった感じがして、少し固まったのも正直 事実でした。

「存在をアピールしていますね・・あはは」

「井口さん・・・私はこの家に引っ越してきて2年ちょっとなのですが、その間に2度の大きな手術をしました。心臓のです。
この家に引っ越してきてから・・・と言う事を考えたら、問題はやはりこの家かなと思ってしまうんです。
でも、いざ引越しの話になると、なぜか話が詰まってしまい、そのままここに住み続ける事になってしまうのです。まるで縛られているような・・・この家に。」

「そんな大きな手術を・・・」
「ええ・・・近いうちにまた検査に行くんです。定期的に検査をしなければいけないんですよ。」

「そう言う状況なのに、私に断られた・・・それじゃ嫌な気が倍増しますよね。確かに私自身、こちらから断る事は滅多にないんです・・・何故かがありました」

「はい・・・井口さんに断られてから、2人の他の方に依頼して来ていただいたんです。陰陽師の方と、霊能者の方でした。物を売られたり、勝手に送られたりしたんですが、結局解決に至らなかった・・・と言うよりも、ほとんど変わらなかったのです」

「・・・・・・陰陽師の方と霊能者ですか・・・お二人ともこのレリーフには気がつかなかったのですか?」

「はい・・・見事に・・・逆にこちらからこのレリーフは変じゃないですかと聞いたら、これはなんでもないと言われてしまいました。」
そう言って桜井さんは自嘲気味に笑った。
高いお金だけ取られてしまった自分に、がっかりしていたのだろう。

「それで・・・もう一度だけ井口さんにアプローチしてみようと思い、メールをしたんです。」

「うん・・・今回の桜井さんは、以前の桜井さんと違っていました。だから受ける気になったのです。」

「はい・・疲れ切ってしまい、以前のような気持ちではなくなったのも事実です。こんな病気になって、こんな家に縛られるのも、自分の運命なのかと思い、弱気になったんだと思います。」

「でも・・・それが良かったのだと思いますよ。」
「最後の頼みでした。」

「じゃあ・・・やってみましょう。まずこのレリーフに話しかけてみます。それからこの家にいる霊たちに話しかけてみます」

私は座りなおして 印を結んだ。
               続く

Posted by kiyoman 01:32:36Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!
最近のマイブーム:もりそば・・・

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