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プロの占い師が集う[占いブログ]


過去のお話を読みたい場合は

カテゴリーを細分化して、お話別に何とかまとめました。
読みたいお話別にすべて読む事が出来ますので、そちらからお探し下さい。


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シングルベッドのはずが 14

2007-08-18

「消えた・・・」
「消え・・・たですか?」
「うん・・・上がったと思う。」
「はい・・・私も今 温かい空気を感じました。」

「ふーっだな・・・成功ですね。やってみるもんですね。」

私はどっと疲れを感じた。

しかし、しっかりと意識して、成仏させることが出来たのだ。

これが私の初めての浄化・・・成仏させると言う事が、出来るようになったきっかけであった。

今でも忘れない・・・高知での体験であった。
                 続く         

Posted by kiyoman 00:17:34Comments(0)TrackBack(0)

シングルベッドのはずが 13

2007-08-17

「さあ・・・いきますよ・・・」
私はそう言うと、印を結び始めた。

この時私は、両手から不思議な力があふれてくる事を感じた。

今までには感じた事がない力だった。

イメージを変えただけなのに、同じ手から出てくる気が変わる・・・・

柔らかい光に包まれる私の両手・・・
その手を三ツ矢さんの霊体の体に向い差し出した。

まるでその光の玉が生き物のように三ツ矢さんの体を押し包んだ・・・

光の玉にくるまれた三ツ矢さん。

「井口さん・・・気持ちイイ・・・熱くない・・・苦しくない・・・とても楽になって行く。」

「三ツ矢さん・・・・本来のあなたの魂には傷はついていません。傷ついたのはあなたの体だけだったのですから・・・いま あなたの魂を・・・体から引き離しています。今しばらくの我慢です。」

「これで楽になれるんだな・・・ありがたい」

それから時間にすると3分ほどだったろうか・・・

「これであなたの魂は、浄化されます。
成仏の機会をえました。さあ 上がってください。」

私はそう言うと徐々に手のひらを上に押し上げていった。

「ありがとう・・・井口さん。信坊・・・助かったよ・・・」

そう言い残して光の玉はシュッという音とともに消えた。
                続く

Posted by kiyoman 10:38:03Comments(2)TrackBack(0)

シングルベッドのはずが 12

2007-08-16

「困らせていますか?すみませんです。」

「いや・・・・それ程の事もないんですがね」
私は自分の言った言葉を自分で否定した。

ここは期待に沿った事を、全力でやってみるしかないようだ。

「おじさんは、僕に上げてもらいたいらしい・・・自信は無いんだけどね。」

「それですか・・・困らせている事は・・でも私も出来ると思います。井口さんなら」

「期待大ってことですか?あはは・・・
やってみますよ。」

私はそう言って、おじさんの霊を見た。

「すみません・・・お名前を教えてください。」

「私に名前は 三ツ矢 孝と言います。」

「三ツ矢 孝さんですね?分りました。これから浄化させます。」

私が突然名前を名乗ったので、神村さんは驚いた・・・

「おじさんの名前だ・・・まだ言ってなかったですよね・・・」
驚いている神村さんを、目で笑いながら私は見た。

「三ツ矢さん・・・胸の前で手を組んでください。両手を握りしめるように・・・そうです。」
私はこの時、自分の力を信じた。イメージを信じた・・・
まずはそれが大事な事を、私は知っていた。
               続く

Posted by kiyoman 23:47:24Comments(0)TrackBack(0)

シングルベッドのはずが 11

2007-08-16

「この時間になると、毎夜彷徨ってきていたんですね?」

「ええ・・・誰かに頼りたかった・・・もう辛くて・・・助けてください。」

「助けてくださいと・・・言われても。」

私は正直どうして良いものかどうか迷っていた。

この段階で私は、成仏させられる能力はまだ自信がなかったのです。

浄化させると言っても、どちらかと言うと若さに任せた除去の方をメインにしていたからだった。

「あなたには私を上げる力を感じます。慈愛が伝わってきます・・・必ず出来るはずです・・・・」

霊に勇気つけられてる自体が滑稽である。

「はあ・・・・僕に出来ますか?」

「信じてください・・・自分を。そして私を助けると言う気持ちを、強く持ってください・・・念じてください・・・」

「井口さん・・・悲しい気持ちが伝わってくるのですが・・・おじさんが、悲しい気持ちになっていませんか?」

我々の会話は、神村さんには聞こえないが、おじさんの気持ちは伝わってきたようだ・・・

「うーん・・悲しいと言うより・・・私を困らせている・・・そう言う感じかな?」

私は神村さんに正直な気持ちを伝えた。
              続く

Posted by kiyoman 00:24:15Comments(0)TrackBack(0)

シングルベッドのはずが 10

2007-08-15

「これから・・・その声を聞きます。
具体的にどうして欲しいかを聞いた方が早いように思います。」
「お願いします・・・・」

私は両の手で印を結び、集中してサーチを始めた。

それから 3分くらいたっただろうか。

「神村さん・・・見つかりましたよ。おじさんでしょう?名前は・・・倉持 健次郎 さんです。」

「・・・・おじさんです・・・間違いなく。その名前は井口さんにはお話していませんでしたから・・・倉持・・・おじさん。いや・・・健おじさん・・・」

「さっきは水をありがとう・・・生き返ったような気持ちだった・・・初めてだったよ・・・私の希望を聞いてくれて、すぐに水をくれたのは・・・あんただけだ。」

「さすがにびっくりしましたよ・・・私だって。振り返ったらいるんですから」

「普通は振り返っても気がつかないし、薄気味悪いって感じる程度だから・・・こちらも驚いたよ。」

ここからは 私の通訳を通しての会話です。 
 
「おじさん・・・俺だと。わかる?」

「おうおう・・・神村んとこの信坊だな?分るさ・・・このホテルでよく俺の事を守ってくれていたもんな・・・見てたさ。」

「おじさん・・・俺・・・どうして良いか分からないまま・・・でも・・・でも」

「十分してくれていたさ・・・でもな・・苦しくて、喉が焼けるし・・・水を飲みたかった。この時間になるとな・・・」

「そだね・・・火事になったのもちょうど今頃だもんな・・・」

そういって時計を見たら時刻は2時40分くらいだった。

私が部屋を飛び出したのが 1時30分くらいだったはずだ。

「神村さん・・・火災は 1時半ころ?」
「そうです・・・その通りなのです。」
               続く    

Posted by kiyoman 00:08:56Comments(2)TrackBack(0)

シングルベッドのはずが 9

2007-08-13

「井口さんを・・・なぜかそのような力が有るような人と思ったからこそお話したのです。
もちろん確信なんか何にも無かった・・・でも・・・そう思わせるものがありました。
もしかしたらおじさんが会わせてくれたのかも・・・と今は確信しました。だからどのようなお話でも大丈夫です。」

神村さんの目をみて、嘘はない輝きを感じた。まっすぐな・・・眼をしていた。

「分りました・・・まず・・・私はサラリーマンです。しかし その裏の顔として霊関係をいじっています。」

「霊関係と言いますよ・・・」

「霊の除去や浄化です・・・・声を聞き、希望を聞き・・・霊をさとし、誘導する。
そのような事です。」

「やはり・・・そう言う人もいるんだな・・・と井口さんを見ていて感じました。フッとですが・・・・」

そう言うと神村さんは満面の笑みを浮かべた。
                続く

Posted by kiyoman 19:27:52Comments(0)TrackBack(0)

シングルベッドのはずが 8

2007-08-12

私の出来る事・・・
おじさんの霊体が、不成仏霊になって今も苦しんでいる・・・

成仏できないという事は、死んだ時の苦しさや痛みや、恐ろしさなどをそのまま消せずにいるという事なのです。

成仏できる霊の場合は、生前にどんな病気や怪我があったとしても、霊になったとたんその苦しみから解放されるのです。

しかし・・・成仏できずにいる霊には、リセットはやって来ません。

ですから事故現場などや事件現場などで、オドロオドロシイ描写で霊が確認されるのです。

苦しい・・・痛い・・・辛い・・・助けて

そのような苦しみを訴えかけてくるのです。

まさに今このホテルにいる不成仏霊も、やけどの痛みや苦しさや、猛烈なのどの渇きなどを訴え続けてくるのです。

「井口さん・・・井口さんに聞くのは変かも知れませんが、何故か聞いたら答えが見つかりそうに思えるので、聞きます。
浴槽に水を張った後、どうしたらおじさんは癒されますか?」

「・・・・・・・・・・・・・・」

「変な質問でしたね・・・失礼しました」
「神村さん・・・これから私がする事を、おかしな事だと思わないと、約束してもらえますか?」

「ええ・・・すべて受け止める自信があります。」
                 続く

Posted by kiyoman 23:42:36Comments(0)TrackBack(0)

シングルベッドのはずが 7

2007-08-12

神村さんが104号室の鍵を開けた。

104号室・・・私が今日泊まっている部屋が404号室・・・
まさしくその一番下の部屋にあたる。
土地に問題があるとしたら、この部屋が一番強く影響が出ているはずだ。

「ガチャ・・・」
部屋に入ったと同時に私は思わず声を出してしまった。

「この部屋は・・・客室としては使っていないのですね?」

「はい・・・私がオーナーにお願いして、安く長期契約させてもらってます。」

「なるほど・・・」
私の目の前に現れた光景は、何と表現したらいいのだろう・・・まるでお寺か・・・客商売だからお線香こそ焚いていないが、立派な祭壇から、中年の男の人の写真に、
お酒や果物まであがっている。

「この男の人だ・・・さっきの人は」

「やはり・・・この人がここで焼死したおじさんです。」
「この部屋は供養のために?」

「はい・・・あと、少しでも魂を鎮めてあげたくて・・・」

「そうですか・・・しかし神村さん・・・おじさんが一番欲しかったものは、お酒ではなく、大量のお水だったのです。それも浴びるほどの・・・ね。」

「水でしたか・・・・確かに。しかし考えもしなかったです。」

「ここは幸いにもホテルですよね?浴室がすぐにある・・・この浴室に水を一杯張ってあげてください・・・それが一番喜びますよ。3日にいちどくらいのペースでお水を張り替えてあげてくだされば大丈夫です」

「人間て愚かですね。すぐに供養だったらお酒だ 果物だ、お線香だと・・・一番肝心な事を、私は見落としていたのですから」

「神村さんに限ったことではないですよ。」
「明日からやります・・・というより今日からですね?今のこの時間を考えれば」

お水の手配をさせたので、私の出来る事は何かを考えた・・・
                続く

Posted by kiyoman 10:16:29Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
ピーマン・茗荷以外なら何でも好きです。
お酒はあまり飲めません。強くないです。
善哉が大好きです。

あっ!おまんじゅうと羊羹が苦手です。

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