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プロの占い師が集う[占いブログ]


過去のお話を読みたい場合は

カテゴリーを細分化して、お話別に何とかまとめました。
読みたいお話別にすべて読む事が出来ますので、そちらからお探し下さい。


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私との対極の男 拝み屋 33

2008-07-14

沈黙の重たい時間が、秒刻みで過ぎて行く。

私と龍門クンが、何をしようとしているのか・・・
その説明を簡単にしておきましょう。

今までやった事はないが、今までもすべてやった事もないこと、教えてもらった事もない事に直面して来て、何とかこなしてきた自分の勘に掛けたのですが・・・

私が思うに、彼らの中心的術者は、あの明日香と言う男だろう。
彼をしのぐ術者は、先方には居ないと予測して、彼が送って来る呪いの波動を防ぎ、撥ね戻る呪いの波動に私と龍門のダブルの気を乗せて、明日香にダメージを与えようとしているのだ。

先程、私に送られてきた波動を撥ね返した時に、明日香はすぐに電話をして確認をしてきた。
と言う事は、撥ね帰った波動が、明日香にはすぐに分ったという事だから、まっ直ぐに戻るのだろうと確信した。

明日香も跳ね返される経験がなにのだろう・・・だから戻される波動を吟味してしまう事を、無意識にしてしまう事を期待と可能性に掛けて・・・

「キタ!」 ふいにマイケルが叫んだ。マイケルはロビーの顔を見て、さっき自分が苦しめられた恐怖や痛みを敏感に感じ取ったのだろう。

「ブライアン牧師!頼みます。」

龍門も叫んでいた。
ロビーの顔が、何かを意識的に見ないようにしているように、強く顔をそむけようとしている。

「おう!分っている。」
ブライアンの言葉とほぼ同時だろう・・・一気にこの部屋の空気が重くなった。
「ドーン」と言う感じに・・・・・
                          続く

Posted by kiyoman 22:49:50Comments(0)TrackBack(0)

私との対極の男 拝み屋 32

2008-07-13

皆さんもご存じだと思いますが、動物は人間よりも、目に見えないものに素直に反応します。

猫や犬はペットの中でも反応しやすい動物だと思います。
そんな人間に飼いならされてしまった猫や犬では無理だろうと言われる方も多いとは思います。
もちろん野生の動物が一番良いのですが、なかなか言う事を聞いてくれませんし、手にも入りにくいので・・・

そうは言っても、現代に生きる人間よりは、遙かに否定する理性は弱いと思いますので、見えない禍々しい気や霊には、意外と素直に反応するものなのです。

そう言う意味で、今回パピオン種のロビーと言うペットに、その探知機の役目を期待したのです。

私はその事をみんなに伝えた。そしてついでに、このロビーには危険が起きない事も伝えた。
なぜなら・・・今回の狙いは、そのものズバリ、元山さんだけだろうからです。

私が明日香なら、一気に勝負を賭けるだろう。だから明日香もそうする筈だと思った。

何故なら・・・彼はこちらを少し甘く見ていた事に気がついたはずだからだ。時間を掛ける余裕がなくなったと・・・・

「みんな・・・このロビーの顔を良く見ていてくれ。その時だから。ブライアン牧師・・・そして・・・立て!マイケル・・・君もだ。守りは任せる。龍門クン、俺達は・・・分るな。」

「はい。心得ています。マイケル・・・良かったな、名誉挽回のチャンスをもらえてな。頑張れよ。」

「アリガトウゴザイマス。モウ ダイジョウブデスネ・・・イグチサン・・・サッキノキキマシタヨ!ゲンキヒャクバイデス。」

さあ・・・ロビーの反応は。
                        続く

Posted by kiyoman 01:56:36Comments(2)TrackBack(0)

私との対極の男 拝み屋 31

2008-07-12

「井口さん・・・何か変化を感じましたか?」
龍門は敏感に効いてきた。

「ああ・・・電話を持っていれば分る筈だよ。」
そう言っている間に龍門の携帯が鳴った。
「もしもし、どうした?今 奴らは小動物の籠を家の中に入れたか。分った。ごくろう。」

「井口さん、龍門クン、わしがここは何とかしてみる。2人は奴らからの気・・・所詮呪いといっても、紀の塊のはずだ。2人はその気を防いでいる間に、捕まえてください。」
ブライアン・ダガ―牧師は自分を犠牲にする気だ。

「分りました。ほかの3人は、ブライアン牧師の魔法陣を一緒に守れ。」
龍門は自分の部下に命じた。

ブライアンは元山さんと一緒に魔法陣の中に入った。中から防ぐつもりだ。そして他の3人の男たちは、祖の魔法陣を囲んで立った。

「井口さん、これで良いでしょうかね?」
「うん・・・どうなるかな・・・俺にも分からん。」正直な気持ちだった。

面倒なのは、奴の呪い気は、音もなく、浸透してくるように来る事だ。

何らかの前置きが分かれば良いのだが・・・・・

呪う相手だけに伝わる恐ろしい気・・・・・
「まてよ?元山さん、犬を飼っていますよね?貸して下さいませんか?」

「はい。ロビーがいます。かなちゃん!ロビーを連れて来て!!」
元山さんはお手伝いさんに声をかけた。

そこに可愛い子犬が連れられてきた。パピオン種のロビーだ。
私はそのパピオンを、魔法陣の前で抱いてたった。

「い・井口さん?」
みんな驚きの顔をしている。私が何を考えたか不明だからだろう。
これは私の掛けだから、可能性は分からない。勝負だ!
                        続く

Posted by kiyoman 02:18:25Comments(0)TrackBack(0)

私との対極の男 拝み屋 30

2008-07-11

そしてそれから我々は、元山さんの守りの為に、早めの夕食を取る事にした。
一人の若者がコンビニに走って、みんなの食料を多めに買いこんで来た。

「みなさん・・・・こんなに大事になるなんて、すみませんでした。何だか巻き込んでしまったようで・・・でも、心底良かったと思っています。弟や妹の突然の腹痛による病と、今のマイケル・ミラーさんの苦しむ姿を見たら・・・怖くて・・・とても一人ではいられません。だから・・・ごめんなさいと、ありがとう・・・今は両方の気持ちです。」

元山さんが、ブライアン牧師の魔法陣の中で、深々と頭を下げた。

「いえ・・・我々を信じてくれて良かったです。我々もプロとして、あんな非道な奴らには負けたくないですから・・・元山さんが頭を下げる必要はありませんよ。これはもう元山さんを守るというだけの戦いではありませんから・・・われわれのプライドの為に・・・ねっ!井口さん。」

龍門は言った。

「そうです・・・それに恐怖の断ち切りでもあります。私たちもあいつらを何とかしなければ、夜もおちおち眠れないようになってしまいますからね。そう言う意味で、我々の戦いでもあるんです。」

「そうじゃな・・・完全に井口さんと、龍門クンと、マイケル・ミラーは、ロックオンされているようだからな・・・尚更だな。」

ブライアン牧師も、掛けられた呪いの糸が見えるらしい。

「もうそろそろかな?」
私はそう言って、腕にはめた狂いのない電波時計を見た。時間は19時半だ・・・

一同は私の言葉の意味を察して、緊張で筋肉がギュッと言う音を立てたんではないかと言うくらいの空気が走った。
                          続く

Posted by kiyoman 01:15:11Comments(0)TrackBack(0)

私との対極の男 拝み屋 29

2008-07-09

「それで・・・龍門クン、これからワシらはどうしたらいいんかな?」
老人は動揺せずにのんびり聞いた。

「みんなにしてもらいたいのは、まず手持ちの聖水を出して欲しいのだ。」

「聖水?そんな古風な物が効くのかな?」そう言って老人は缶コーヒーサイズの小瓶を出した。

他の3人もそれぞれ手持ちの聖水を胸ポケットから出した。

「それをこの家の周りにうまく囲むように撒いてほしいんだが。隙間のないようにな。これで結界を張る。」

「そしてブライアン牧師には、別のお願いがあります。魔法陣を作り上げて欲しいのです。本場もんのね。」

「バリア結界か・・・分った、破邪の結界だな。やってみる。」

龍門はそう自分の仲間に指示を出してから、井口を見た。

「井口さん、アイデアはありませんか?」

「俺が思うに、明日香は結界を張って来る事は百も承知だ。だから集中して強化して守らなければ行けない気がする。竜門クン、君の部下でまだ「あいつらのアジトを見張っている人間はいるか?」

「はい!2人ほどいますが・・・」

「じゃあ 伝えてくれ。あいつらが儀式を強める時には、必ず外部から小動物の檻がいけにえの為に入れられるはずだ。そうしたら
すぐに電話で知らせるように見張りを強化させてください。」


龍門はすぐに電話連絡して指示をだした。

「さあ・・・どう動く・・・どう攻める。明日香よ。」
元山さんは、ブライアンが作った魔法陣の中に座らされていた。
                          続く

Posted by kiyoman 02:10:31Comments(0)TrackBack(0)

私との対極の男 拝み屋 28

2008-07-06

部屋に戻ってきた龍門の後ろに、少し小柄な老人が立っていた。
「井口さんご紹介します・・・この方がブライアン・ダガ―牧師です。そして彼が八木、そして大橋、最後に倉持です。みんな私の仲間です。」

ブライアン・ダガ―牧師は、私をじっと見ていた・・・
視線を話す事もなく、私の本質を見ようとしているのだろう。
私も目が離せない・・・

龍門もそれを察したらしく、口を閉ざしてじっと2人の中のスパークを見ていた。

「フーッ・・・これは失礼しました、井口さん。
老人は流暢な日本語をしゃべった。急に人懐っこい笑顔で。

「こちらこそふーですよ。ブライアン牧師・・・心臓に良くありませんね。初めまして。」

「これはこれは・・・すみませんでした。それからわが弟子が、大変失礼をしてしまったようで・・・この未熟者め!!」

最後の言葉はマイケル・ミラーに向かっての言葉のようだ。

「ス・スミマセン!」そういぅてマイケルは頭を深く下げた。
今日はマイケルの人生の中で、相当な厄日だっただろう。

「私の中身はいかがでしたか?」
「龍門クンから聞いていた通りの人物でした。貴方の能力には嘘はないようです。良かったです・・・もし違っていたら、私は貴方にどのような態度をとったかと思うと・・・本物で良かった・・・」

ブライアンの額を、汗が伝わって落ちた。相当な神経集中をしていたのだろう。私も同じだったが・・・

「さあ、龍門クン・・・我々は何をすれば良い?」
そう聞いてきたブライアン牧師に、龍門クンは簡単に今までのいきさつを説明した。

「ほー・・・相当明日香と言う男は若いですな・・・そして危険な男のようだ。底知れぬ自信の持ち主のようだ。」
                         続く

Posted by kiyoman 23:57:42Comments(0)TrackBack(0)

私との対極の男 拝み屋 27

2008-07-05

「それより これからどうするかだ、大事なのは。もう我々を直接狙ってくる事はないだろうし、さっきのは本当に挨拶代わりの呪いだろうから・・・本番はもっとしんどいはずだ・・・仕事だからな。」

「そうですね・・・明日香が一番困る事は?」
龍門が聞いてきた。

「それはクライアントからの依頼が、なかなか完了しない事だろう。クライアントが痺れを切らす・・・そして財産分与の話し合いが無事に終わる・・・」

「そうですね・・・そして奴は信用も失う・・・その分 今回は手ごわい仕事だと明日香は思ったことでしょう。私は今回は仕事抜きでも負けたくない気持ちになりました。」

「俺も・・・直接狙われたのは初めてだし・・・このままでは終わらせられないな・・・」

そんな時に玄関の呼び鈴が鳴った。

「ブライアン・ダガー牧師たちが着いたな?私も一緒に行きます。」
龍門は元山さんと一緒に玄関へ向かった。
私はまだそこに横たわるマイケルミラーの治療に向かった。
やはり新陳代謝が、著しく低下してしまっていた。
そこに私は念気を送り込んだ。
みるみる顔色が戻って行く。

「ア・アリガトウゴザイマス・・・井口サン・・・」
マイケルがはじめて私を認めたようだった。

そこへ龍門と数人の男たちが入って来た。
                            続く         

Posted by kiyoman 15:44:09Comments(4)TrackBack(0)

私との対極の男 拝み屋 26

2008-07-04

「こんにちは、Mr.マイケル。お元気ですか?」

電話のボリュウムを上げてあるので、微かに聞こえてくる。明るい声だ・・・明日香良一であろう。

「ア・アスカサン?ナンデスカ〜ダメデスヨ〜コンナジカンニデンワシチャ〜ミンナニアヤシマレテシマイマス〜ネ。」

マイケルも良く頑張っている・・・精一杯な無理をしているのだろう。

「マイケル・・・もう良いでしょう?そんな嘘をつかなくてもね。すでにすべてばれているはずでしょうからね。」

「・・・・・・・・・」
マイケルは携帯を握りしめたまま、答えに窮してしまっていた。

私はそのマイケルの握りしめている携帯を取り上げた。

「井口だ・・・さっきはどうも。そしてありがたいプレゼントもありがとう。痛かったよ。」

「これはこれは井口さん。そこにいらしたんですか?」

「俺はあんまり大したことないから、苛めないでほしいな・・・」

「ほほーう・・・やはり井口さんには効きませんでしたか。まあ 予想はしていましたがね。」

明日香は妙に落ち着いた声で話した。余裕か・・・・

「そこに龍門クンもいるんですよね?豪華だな・・・・私も仲間に入れてもらいたいくらいですよ、あはははは」

「わざわざそんな事を言う為に電話をしてきたのか?」

「いえ・・・宣戦布告の為に・・・そう受け取っていただいて結構です。」

「そうだな・・・そう言う言い方の方が分かりやすくて良い。分って・・・受けて立つしか無いな。元山さんは我々が守る。」

「お手柔らかに・・・私は時間をかけた仕事は嫌いなので、早い勝負を
かけさせて頂きます。それをお伝えしたかったのです。それでは・・・」

そう言って電話は切られた。それを聞いていた龍門クンは

「俺は小者扱いか・・・舐めてやがる、あの男。」

「まあ そうカッカするな。それも狙いの一つなんだから。」
                           続く

Posted by kiyoman 22:52:35Comments(2)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
ピーマン・茗荷以外なら何でも好きです。
お酒はあまり飲めません。強くないです。
善哉が大好きです。

あっ!おまんじゅうと羊羹が苦手です。

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