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プロの占い師が集う[占いブログ]


過去のお話を読みたい場合は

カテゴリーを細分化して、お話別に何とかまとめました。
読みたいお話別にすべて読む事が出来ますので、そちらからお探し下さい。


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この依頼は危険だ!17

2008-08-13

尖らせた唇から吹き込むブレス・・・

その呼気には、私の最大限の気持ちが込められていた・・・
一気に決めたい。その思いが強く込められていた・・・・

「おまえ・・・おまえは・・・・なめ・・ていた・・のは 俺か・・・おま・・えは、はったり・・でいる奴で・・は なかっ・・たのか・・・いままで・・数おお・・く おった。西の都の・・・も・・・そ奴らは・・・すこ・・し 脅せば・・すぐに放り出し・・・おったぞ。おまえ・・の・・その呼気が・・・欲しいぞ・・・光の・・・呼気を・・・俺の・・名を 覚えておいて・・くれ。俺の名はイバラキ ドウサン・・・・・・」

最後の方は少し聞き取りにくかったが、笑っていたように見えた・・・

それだけ自信と力を持っていたのだろう。
今までも霊能者や、普通の人も苦しめてきたような事を言っていた。

あんな奴にとりつかれたら・・・考えただけでも恐ろしい。

その後、ソファーに座って休ませてもらっている間、私はタバコを吸おうとして、いつものように右手でタバコを取って、口に運ぼうとして、タバコを落としてしまったほど、しばらくその右手には、ダメージが持続していた。そのタバコを落とした姿を、乙部家のみんなに、見られてしまったのは、私のミスだ・・・あんな後に、私のような醜態を見せてはいけないものと思っていたからです。

そんな姿を見せられたら、依頼者は、責任を感じてしまうし、不安にも思ってしまうかも知れないから、出来るだけ・・・意地でも突っ張って・・・いつもなら「大丈夫です!」と言うようにしています。

でも・・・今回だけは・・・それすら忘れていた自分に驚いた。

右肩に残る激痛の感触・・・今でも忘れない。
恐ろしい霊もいるものだ。

生前に、何かしらの特殊な仕事や修行をしていた人間が、霊になった時、それも悪き霊になった時に・・・恐ろしい力を持ってしまうのかも知れない・・・またそう言う霊は、その力を思う存分使ってみたいとの願望の塊になるのだと、この時を境に考えるようになりました。

そして・・・今・・・私は生きている。
また一つスキルを足した 私がいるのです。
                   完

Posted by kiyoman 00:30:02Comments(6)TrackBack(0)

この依頼は危険だ!16

2008-08-11

この家の家族は、今までのハードな経験のせいで、意外とこのような場合でも冷静な事が助かった。

ほぼ同時に2台のデジカメが光った。

私はそのフラッシュに合わせて、影のように薄っぺたい感触だった刃に、光の念を流し込んだ。

イメージとしては、薄かった刃をはじめ、それを握りしめた人影まで膨らんで来たような感じだ・・・

忍者は、このままではまずいとやっと思ったのか、急にもがき始めた。

先程までの、冷静で強靭な力は失せていた。

「ぐっ!・・・おのれ・・・・離せ!この手を離せ!!」

私が握っていたのは刃の中間あたりだったが、光の念を送った事により、刀から手が離れなくなったのだ・・・
いや・・・それが狙いでもあったのだから当然だ。逃がしはしない。

正直 この忍者の霊に、何度も狙われる事は勘弁してもらいたい。
2度目がこうスムーズにこちらの手に乗ってくれるような相手ではないだろうから。

「一気に行け! お前のその余裕と過信が油断を生んだんだ。お前をこのままにしておいたら、仲間でこの家は一杯になってしまう。そんな事はさせられないからな! 一気に冥府へ旅立て。行くべきだった所へ・・・」

私はおぼろげに浮かんだ忍者装束の男に向かって、一気に左手からの念気を放った。
多少右手からの気より、弱いイメージはぬぐえないが、今はそんな事を気にしている場合ではない。両目を閉じた。額に意識を集めて・・・

「はーっ・・・・・・・・ふーーーーっ。」

尖らせた口から、深い呼気と共に・・・・気を吐いた・・・・・

                       続く

Posted by kiyoman 00:34:24Comments(0)TrackBack(0)

この依頼は危険だ!15

2008-08-10

不思議な話だ・・・本物の忍びと、霊とは言え自分が今の世で相まみえるとは思いもしなかった。

これは時代劇や特撮の世界ではないのだ。

相手は忍者・・・暗殺者・・・乱世の世に、影の存在として生き、名すら残さなかったと言う・・・本ものの忍者が相手なのだ。

今までいろいろの霊を見て来ました。
そして接してきた事はありました。
でも・・・今回のように敵愾心をむき出しにして、霊の力と言うよりも、刀を使った攻撃などと、あまりにも現実的な攻撃を仕掛けてきた霊などいただろうか?

確かに霊でも、彼らのように過酷な修行を積み、戦で無念の死を遂げた霊の力は、双方の力を融合して、さらに強くなってしまっているのだろう。

だからこそ、彼らは成仏したいなどと言う考え方は、一切無いようだ。

その死の時の無念を、今の世で改めて知らしめさせてみたいと言う、狂気の願望の塊なのだ。

私が今まで遭遇しなかっただけで、実際にはこう言うタイプの霊が、ウヨウヨいるのかも知れない・・・
恐ろしい仕事だな・・・とも考えてしまう。

しかし・・・ここまでコケにされては、霊能者としては生きていけないので、最後の力と知識を全開して挑むのみ!

「2人とも、もう一度同時に私に向かってフラッシュを・・・・」

額から汗が ツーッと伝わせながら私は言った。
左手に力を入れながら・・・・
                         続く

Posted by kiyoman 02:01:34Comments(0)TrackBack(0)

この依頼は危険だ!14

2008-08-08

私の左手には、凶悪な影の刃が握られていた。
室内のライトの下で、力の弱まった敵の握る刃だ。

これを離したら、次はもっと静かなる凶悪な接近をさせてしまう事になるだろうから、離してなるものか・・・

そして急いで結論を出さなければならなかったのだ・・・
相手は暗殺者 後ろから襲う事を卑怯とも思わず、侍と違い刀を手放す事に対しても、プライドが傷つくと言う考え方を持たない人種・・・

奴がいつこの刃を手放し、飛び道具のような者で襲われるか分らない。そうしたら私もひとたまりもないだろう。

だから・・・本当にすぐに・・・何かを考えなければ・・・・

私は動かなくなってしまった右手から、残ったすべての霊力を、チャクラの流れを利用して、刃を握りしめた左手に送り込んだ。

同時に自分の丹田から作られた新しいチャクラを、へそ、鳩尾、喉を通して練り上げた気を一緒に左手に流した・・・

今回は右肩の激痛からか、きつね憑きのような、眉間のチャクラは開いてはくれない。

人間は痛みと言う物にはもろいのだ・・・気の集中力を簡単にかき乱してしまう。

仕方がない・・・今あるだけのチャクラの力でやるしか無い・・・
勝負は一瞬・・・
この影の刃を、光の刃に原質変化させて相手に返してやる。
                        続く  

Posted by kiyoman 23:05:52Comments(0)TrackBack(0)

この依頼は危険だ!13

2008-08-07

フラッシュの光で一瞬弱まった激痛・・・
そして今、また刃が滑り込むような激痛が私の右肩を襲う。

「クッ・・・これは本当に刀で刺されて、関節に沿って腱や筋肉を切断されていくようだ・・・腕が落ちないだけで、右手が使い物にならなくなる・・・早く何とかしないと・・・グッ!!」

「井口さん!大丈夫ですか?!」
お父さんが叫んで来た。
「井口さん!!」
友子さんと真子さんも心配してきた。

「大丈夫です!友子さん、真子さん デジカメを2台で、もう一度俺を写してくれ!・・・は・早く 頼む・・・・グッ・・・・・」

「何をしても無駄・・・お主の武器はこの右手だけだろう。その右腕はもうほとんど役には立たないはずだ。ふふふ・・・・暗殺の技能を持つ我らから見れば・・・・」

そう言った瞬間だった、2台のカメラのフラッシュが一斉にたかれた。

その光と同時に弱まる刃の力・・・私は掴んだ刃の影に力を込めた。

ズルズルと抜かれて行く刃の感触・・・・痛てぇ!く〜っ・・・
もう一度2台のカメラが光る。
二人のお嬢さんが、良く私の様子を見ていてくれたようだ。いいコンビネーションをしている。

「ずるっ・・・・・」
一瞬強まりかけた刀に加わる力が、再び弱まった瞬間に、刀が一気に抜けた。

右肩を抑えたままの姿で、私は電気の下に立った。
光の下に居る事が一番安全と感じたからだ・・・
さあ これからだ。しかし 私の右肩は、血こそ出ていないが、全く力が入らなかった。
                      続く

Posted by kiyoman 23:12:42Comments(2)TrackBack(0)

この依頼は危険だ!12

2008-08-07

肩を襲った激痛・・・一瞬で肩の力が抜けて、腕がだえらんとしてしまったほどの離れた感・・・

その激痛は、私にその能力を駆使する事も忘れさせるほどの痛みだったのだ。

「くっ!」
突然右肩を押さえて私がうずくまったので、心配になった乙部家の人たち

しかいsこの乙部家の人たちは、過去の経験から十分普通の家庭とは違ったので、どのような状況になっているのかを、瞬間的に理解して駆け寄って来るような愚は犯さなかったからさすがだ。

「井口さん・・・右肩に刀のような物が刺さっていますよ!!大丈夫ですか?」

お父さんがそう声を掛けて来て、私ははじめて自分の右肩に刺さる激痛の原因を見る事が出来た。

「刀か・・・見事に刺さっているな・・・それも関節の間に的確に・・」

私が少し強がりを込めてそう言ったすぐその後から、さらにその刀が関節の中に深く滑り込んでくる感触がした。

「ぐっ!くそ・・・・・・・・・」

私は肩に刺さった刀を、とっさに掴んだ。刃の中間あたりだったが、構わず握った。
「友子さん!写真を・・・写真を撮ってくれ!!」
私はこんな状況でも、そんな指示をしていた・・・でも これは完全に無意識の言動であったのだが・・・

「はい!」
そう言ってまばゆいフラッシュが部屋全体を明るくさせた。

その時だった・・・その刃がフラッシュの光で一瞬消えたのだ。
それと同時に一瞬だけ途絶えた激痛・・・
そしてまた襲ってくる激痛・・・そうか・・・この刃の正体は、影か・・・だから光がたかれた時に一瞬力が失せたようだった。
私は 考えた・・・その憶測が正しければ・・・と。
                      続く

Posted by kiyoman 01:43:35Comments(0)TrackBack(0)

この依頼は危険だ!11

2008-08-04

1階でやつはどう出てくるか・・・霊にもこれほどの物理的な圧力が掛けられる奴がいるのだ・・・
浮かばれないで、この世を彷徨っていたからなのだろうか・・・
まだ奴には 乱世の世は終わっていないのだ。
争いを好む霊魂・・・それを生業にしていた性か・・・

(1階のリビング)

「ここに居るのは知っている・・・出てきたらどうだ。それとも俺の負けで終わりにしてくれる気になったか?」

注意深く意識を研ぎ澄ませながら 挑発した。
すぐに反応はあった。右手方向から・・・

まてよ・・・さっきも右方向 右方向に回って行っているように思う。
逃げる時 かわす時・・・すべてにおいてだ。なぜだ?
右手はたいがいの人の利き腕・・・右方向に動けば、その攻撃可能な右手を抑える事が出来るからか・・・
戦にたけていただけはある。理論的だな・・・

私の右側にぴったりくっついた状態で移動されたら・・・肩をおさえられた状態では攻撃も出来ない・・・

じゃあ 今度は右側を注意すればいいのか・・・

その私の考えを見透かすように今度は左側から語りかけてきた。

「お前はわしの相手ではない・・・さっさとこの場から立ち去れば見逃してやる・・・」

「俺が相手ではないと?弱いと思ってくれたのか?それはご親切なご忠告をありがとう。でも・・・私も今さら引けない状況なのですよ」

そう答えた私の右肩に、何か鋭い刃物のような物が刺さった・・・
肩の関節の中にその刃が潜り込んでくる感触。
腕を切断する事を目的にした、的確な位置かも知れない。

そして物凄い激痛が襲ってきた・・・
現実的には何も刃物は見えないのだが・・・痛い。
                          続く

Posted by kiyoman 20:50:12Comments(2)TrackBack(0)

この依頼は危険だ!10

2008-08-04

もう一度2階に上がった。
どうせこちらが逃げても、向こうからまた向かってくるのだから、少しでも先に動く方がいいと思ったからだ。

結局 家族全員が2階にまでついてきた。
あのまま1階に残される方が不安だと言う事だった・・・確かにそうかも知れない。

強く気を感じるのは和室だ・・・あいつの気も。
しかしなぜ 先程まであれほどの移動スピードを持っていた奴が、今は動かずにいるのだろう・・・何かその理由があるのか?

「お父さん・・・この入口を塞いでおいてください。結界で・・・」

「は・はい・・・やってみます。」
お父さんもやってみる気になったようで助かった。

「なぜ逃げた?」
私は男に言った。
「逃げる?なぜお前からこのわしが逃げねばならぬ・・・」
そう言って男は私を見ぬまま、そこにあったお母さんの三面鏡を触っていた。

だいぶ前にお母さんがお姉さんからもらったものだそうです。
その鏡に何が?この男とどんな結びつきがあるというのか・・・

でも・・・私を見ないで答えてその態度に、ムカッときた。
「この鏡の先に・・・我らが故郷がつながっておる・・・仲間が出てきたいと叫んでいる・・・のたうっている・・・わしはそれを解放してやるだけよ・・・ふふふ・・・・」

乙部家を勝手に自分たちの世界にしてしまおうと言うのか・・・
いくら居やすい所だとは言え・・・そんな事はさせられないし、舐められ過ぎも嫌だった。

私は部屋の真中で 印を結びその部屋を光の気で満ちさせてやった。
その光に三面鏡の鏡が光に反応して僅かに光った。
「うっ・・・くそ・・・・」

それと同時に男の気も姿も消えた・・・またか・・・しかし今度こそ私を狙って来るはずだ・・・どうやって来る?

「お父さん 御苦労さま・・・どうやら決戦は1階のリビングのようです。降りましょう・・・・」
私がそう言うとお母さんが
「何でうちはこうなんでしょう・・・引っ越したわ・・・お父さん。」
真実の声だった・・・・
それを防ぐために私は呼ばれて来たのだから・・・負けられない。
                     続く

Posted by kiyoman 02:03:20Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
ピーマン・茗荷以外なら何でも好きです。
お酒はあまり飲めません。強くないです。
善哉が大好きです。

あっ!おまんじゅうと羊羹が苦手です。

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