言った者勝

言った者勝

今年マニュアルを改訂し作成した。
熟読すれば宗教団体を立ち上げることもできる内容になっています。
その為か、数名の方が相談業務を始めたと聞いています。

私が怖いのはアドバイザーが病気に手を出す事です。
「言葉で病気が治る」と言わなければ良いのではなく、病気の人に関わってはいけないと考えています。

他人の弱みに付け込んではいけないし、霊的要素を入れてはいけないのです。
「○○教に入ったら、信じたら病気が治った。病気を治した。」という方が沢山います。
でも、その教えを説いた人もその団体を作った人も、全員病気で死んでいるのです。

人の弱みに付け込む人は病気も怪我も事故も日常起こりえる全ての事象に意味をつけます。
そして、何か事が起きると「あなたの先祖が・・・」なんていうのです。
墓参りも仏壇も持たない人がいうのです。

業績に悩む会社の役員が祈祷師の元に相談に行ったら、「不動明王と大日如来と観音菩薩の像を事務所に置けば業績が上がる」と言われ置いたそうです。
起業も経営も経験無い人はすぐ神じゃ仏じゃ。と言いたがります。
もちろん、会社はダメです。

昨日も郵便ポストにパワー何がしの講演チラシが入っていました。
スピリチュアルで病気が治るなら、キリストやお釈迦様は今でも存命のはずです。

私の最初の弟子は宗教団体を立ち上げ全国を回っています。
彼女は弟子になる前はレイキヒーラーでした。
独立をレイキの先生に相談に行ったら「あなたは私と大日如来と観音菩薩が地球を眺めながら語っていた時、私の傍に居て話を聞いていたではないか。おまえの地球での使命は分かっているはずだ」といわれ宗教団体を立ち上げました。

私はまったく意味が分からず「あ~あ。狂った」と感じたのを覚えています。
嘘でも丸ごと信じるのが宗教ですが、あなたは本当に信じられますか?


http://spiritual-japan.jp