遥か四半世紀以上前・・オラがまだ看護学生やった時、ある質問を担任教師からされました。
『ここに、末期癌の患者様がいます。
30代の彼には、告知はされていません。
でも、彼は自分の病氣に不安を持ち、アナタに聞きました。
"看護婦さん、俺の病気、治るんやろか・・?"
・・アナタは、何と答えますか?』
当時、もうオラは、占いも職業(バイト)としてやっていました。
間抜けやったオラは、その事も、霊感がある事も、担任には話してしまっていたので・・"超・問題児"と見られていたようでした・・>_<
でも、テストの成績はトップクラスでしたからw
悪く考えれば
"何とか出鼻をくじいて、早いとこ辞めさせたい"
良く考えれば
"ちゃんと考え方を叩き込んで、資格を取らせてやろう"
・・どっちだったのかは"神のみぞ知る"で、良いと思う。
もう、ずうっと昔のコトやし・・オラは資格を取り、それで稼げるようになったのだから。
で・・兎も角、オラの"危険思想"を正す為、担任は、かなり苦労されたんでしょうね・・^^;
たまぁに突然、そう言った質問を投げ掛けられたものでした・・T∇T
『とりあえず、にっこり笑って"大丈夫!!"??』
そう答えたオラに、呆れ、溜息を付く担任。
『週明けまでに、考えてきなさい・・』
オラは、あちこちで聞きに掛かりました。
同期・病院の先輩・故郷の友人・・
でも、みんなオラが云うたのと同じ様な答えを云うんです・・
『違うねん!
それじゃ、あかんねん!!』
オラの答えに、
『アンタ、イジメられてるだけやないん?』
と、云うた人もおりました。
・・むっちゃ口惜しかった。
でも、きっと別の"答え"がある筈!!
・・殆ど眠れなかったオラは・・翌週"降参"するしかなかったわけで・・T_T
そして・・担任の答えは、ワシの予想とは、全然違ったものでした。
『まずは"どうしてそんな風に考えてしまったのか?"を聞くコト』
・・えっ?
『そして、その不安要素を、一つづつ説明し、消去して行くこと』
『その内容は、看護記録にキッチリ記入し、後で他のナースやドクターとカンファレンスを持ち、これからの不安解消にも役立て、統一した対応を図ること』
『彼と話をする際、必要以上に"確信のない安心感"を与え過ぎないこと』
・・そうなんだ・・ナースって難しい・・>_<
奥が深い・・
でも、やり甲斐あるやん!!
当時のオラは、そう考えた。
・・実際、患者様(現在のオラにとってはクライアント様)が、どう考えてるか、
"聞く"ことも必要である事も、ここできっちり学ばせて頂いた。
不用意で・・確実性のない"大丈夫"と言うコトバ。
でもコレも、いつでも使って良いモンではナイねんな^_^;
そんな無責任なセリフ・・実際、オラには良ぅ言えん場合が・・今でも多い・・T∇T
つか、さ。
逆説的な考え方で、そのコトバを安易に多用しとるカウンセラーはアカンって云・・(以下略w
∠(`・ω・´)
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