今日はかのえ申の日@庚申の日。枕草子にも出てきますが、この、庚申の夜に寝ると、天帝から罰せられるなどという言い伝えがあるのをご存知でしょうか?
人間の頭とお腹と足には三尸(さんし)の虫(彭侯子・彭常子・命児子)がいて、
いつもその人の悪事を監視しているといいます。(厭ですね・・・^^;;;)
三尸の虫は庚申の日の夜の寝ている間に天に登って天帝に日頃の行いを報告し、
悪事の程度によっては厳しく罰せられると言われていました。
しかし、寝なければその虫は身体から出ることができないといわれ
そこで、三尸の虫が天に登れないようにするため、
この夜は神々を祀り、その後、寝ずに酒盛りなどをして夜を明かしたそう。
60日ごとにやってくるこの日は皆、寝ないで過ごしたのですね。
そんな中でも眠る為のおまじないはあるそうです。
「しやむしは、いねやさりねや、わかとこを、ねたれどねぬぞ、ねねどねたるぞ」
と、呪文を唱えてから寝るのです。
「寝ているけど寝てないぞ、寝てないけど寝ているぞ」と
虫を混乱させるおまじないなのでしょうね。
また、夫婦間の交わりをタブーとする風習もあったりで
何かと面倒な庚申の日ですが、
「庚申を 五月蝿く思う 新世帯」
という川柳まであるそうですね。
しかし、この言い伝えにもちゃんと抜け道があり、
その晩にできた子には、名前に「金」の字を入れると良いとのことです。
長く生きていれば、それなりに叩けば埃も出る身。
三尸の虫に言いつけられないよう
今夜は私も、呪文を唱えてみようかしら・・・




