お客様から… 「自分の事を診るのですか?」
というご質問を戴くことがあります。
そのご質問は、素朴な疑問である場合もあれば、
「診れたら便利だろうなぁ」みたいな単純な発想もあれば、
女性のお客様のお連れ… みたいな、
占いに違和感を持ってる感じの男性などからは、
たっぷり皮肉を含んだ問い掛け… の場合もあります。
諺(ことわざ)では…
『易者、身の上知らず』 や、『人相見の我が身知らず』
人の身の上はあれこれ云々言えるが、
自分の事は正しい判断ができない例え… もあります。
実際のところ… どうなんでしょう?
当然ながら、占師それぞれに個人差があり、
「占師100人に訊きました」みたいなデータも無いので、
よく解らないのが現実です。
あくまで、私に限ってですが…
私は、「診たり診なかったり…」です。
いつも… ではないけど、時々か、たまに… 程度で、
ふとした時の… ヒントか参考… みたいに、
自分の事を診てみることがあります。
自分では気付いていない事を気付かされたり、
予備知識にしたりするようにしています。
ただ… 占師の私が言うのも変ですが…
占いの結果は、あくまでヒントか参考であり、
最終的には『自分次第』だと思っています。
故に、占いに答えを求めたり、依存することはありません。
(もちろん、自分の占術には自信を持っていますが)
そして… 自分のことだけに、
客観的な判断ができ難い場合もあります。
私は、自分に都合良く前向きに捉える傾向があり、
その上、すぐに占い結果を忘れてしまうところのあり…
結果的に、参考になっているのか?どうか?…
また、すでに現実となっている自分の事を、
遡って診ることがあります。
これは、あくまで、自分の占いを検証する意図からですが…
実際のところ… 後から診た場合、
『後付け』や『こじつけ』の感もあり、
なんとなく、自己満足っぽくておこがましいと言うか…
ちょっと複雑な想いの中で受け止めています。
まぁ… 前述した諺(ことわざ)が示すように…
常に謙虚でいることを心掛けなければならないのでしょうね。
そして、客観性やバランスを失わない心の状態を保つことが、
占師として重要で大切なことなのかも知れません。
それは、占師という職業に限った話しではないですね。