私がアパレル企業で会社員をしてた頃の、
仕事に関する… 『学び』… の想い出話しをします。
取引先から、「決算前に処理したいから協力して欲しい…」と、
通常の7割くらいの価格で、在庫生地の案内を受け、
「納品(伝票のやり取り)は先で構わないから、
社内で『売約済』にさせて欲しい…」と打診がありました。
当時の私は、仕入れの担当もしていましたが、
商品化する計画が立っていない生地を、
たとえ 「伝票のやり取りが無い」 とは言っても、
私の一存で、勝手に約束するわけにはいかなかったので、
上司に相談することにしました。
上司は「お買い得だから約束しろ!」という指示だったので、
その旨を取引先に伝え、3ヶ月以内に仕入れることを条件に、
口約束をして、取引先の担当者からも喜ばれました。
ただ、この時… 価格は、お買い得ではあるけど、
ちょっと数が多過ぎると思っていました。
その後、買うことを約束した生地を、
商品化するために、あれこれ企画提案しましたが、
約束の半数までは、商品化のメドが立ったものの、
残り半数の生地を、どう処理するか?見通しが立たないまま、
約束の3ヶ月が過ぎようとしていました。
商品化のメドが立っていない生地を仕入れることは、
いくら「お買い得」でも、会社として有り得ないことだったので、
「約束の期限が近付いていること…」や
「半数の生地が、商品化のメドが立っていないこと…」を、
上司に報告相談しましたが、上司からの指示は…
「半数(必要な数)だけ仕入れろ!」でした。
「それじゃぁ、先方との約束が違うじゃないですか?
そんな約束の仕方では、信用されなくなります!」と、
私は上司に食い下がったけど、聞き入れてもらえませんでした。
私は、仕方なく…
取引先に対して、半数だけを仕入れたい交渉をしましたが、
予想通り、「それでは話しが違う!」
「どうしても半数と言うなら、通常の価格になります」と言われ…
再び、上司に相談しましたが、やはり、聞き入れてもらえず…
やや途方に暮れながら、冷静に、どう考えても、
約束を反故にした上司が無責任で、取引先の言い分は解る…
そんなことを繰り返していたら、商売での信頼関係は築けないし…
でも、もし無理して約束を守って、生地を全数仕入れたら、
おそらく、不良在庫になって、損失になるだろうし…
まさに、板挟みの状況で…
私は、私の限られた範囲の中で、できることをやってみようと考え、
商品化する為の企画提案や、販売先へのプレゼンに励みました。
何とかして、約束を守りたいと思っていました。
この話しの続きは、後ほどアップするつもりです。