昨日アップしたブログ…
『
仕事で「板挟み」になって学んだこと 1 』の続きです。
まず…
ここまでの話し(状況)は、ご理解戴けたでしょうか?
要するに…
取引先と上司の「板挟み」的な状況で、
何とかして、自分にできることをやってみようと考え、
それを実行した… そんな話しでした。
で… ここまでであれば、「優柔不断な上司に翻弄…」とか、
「板挟みでも、約束を守るため頑張った…」
そんな感じですが、私が学んだことは別のところにあります。
その後… 取引先との約束を守ろうとして、私が取った行動を、
上司から、こっぴどく… 厳しく叱られました。
「調子乗って思い上がるのも、いい加減にしろ!
お前は、どこで給料をもらっていると思ってるんだ!」
‥‥‥
私は… 私なりの言い分は、あったつもりだし、
優柔不断で無責任… とも言える上司に翻弄されましたが、
その上司は、自分の会社にとって「何が優先か?」に忠実でした。
その時は、上司に対する反発と軽蔑の思いもあり、
私は、会社員である立場をわきまえず、取引先との約束に拘り、
「何か今の自分にできることは…」と考え、
ただでさえ、処理できないほどの通常業務が多忙な中、
商品化するための企画や提案に労力を費やすことを、
「正しい行動だ!」と、信念を持っていたつもりです。
でも、営利目的である会社(上司)側からすると、
約束を果たすことを目的とした、私のそんな労力は不要で、
もっと、利益を生むための労力を期待されて当然だったかも。
そんな状況で、取引先からプレッシャーを掛けられ…
「私が全力で頑張ってみます…」と言ったのですが、
逆に、取引先の担当者さん(二回り位年上)から、
親切な忠告として言われれました。
「あんまり、ええ格好しよう思たらアキマヘンでぇ
約束を守ることや、筋を通そう思うことは、人として大切や。
せやけどな、商売人としたら、まだまだ甘過ぎるわぁ
どこで給料をもらってるか、よー考えなアキマヘン…」
‥‥‥
その人は、私の状況を汲み取り、あくまで優しさから、
私に、商売の手解きをしてくださったのだと思います。
たとえ、ズルい考えで、顰蹙をかったとしても…
「イイ人」でいようと思うより、もっと強引に、したたかに、
ある意味、上司の、振る舞いのように…
自分の立場や、会社の利益を考えろ!という意味だと思います。
私には、独断で仕入れをする権限は無かったし、
私の発想や行動は、上司の意向に反したものだったし…
狭い見識と、小さな価値観の中にいて、
たしかに、「イイ格好をしようとした」のかも知れません。
それにしても、まさか… 上司と同じ様なことを言われるとは…
結局、取引先の担当者さんが、上司に直談判して…
生地は半数、価格は通常の85%… という線で、
折り合いがついただけに、板挟みになった私の苦労は、
全くの無駄で、徒労に終わってしまいました。
私が何度相談しても、頑なに「価格は70%!」
と言って、全く折れてくれなかった上司が、
直談判されると「85%」で、あっさり妥協?…
その後、そんな矛盾にも苦悩しました。
今でも私は… 約束を果たすために取った行動は、
間違っていなかったと思ってます。
しかし、別の立場や、「商売」という別の側面からすると、
一概に、「正しい」とは言えないことも学びました。
逆に言えば、上司の発想や行動も、「誤り」とは言い切れません。
ただ、それは、今になって振り返るからこそ理解できます。
当時の私の発想には、そんなユトリは無く、
それが「商売」という世界、「一般社会」なのであれば…
そして、それが「会社員」という立場なのであれば、
私には無理… と実感させられる出来事のヒトツでした。