昨日、整体をやっている友人と話していたら、こんなことを言っていた。
この人は10年以上も整体をやっている超ベテラン。
仕事に向かう姿勢は、修行僧・古武士といった感じ。
彼は言う。整体で、押す箇所がわずか「数ミリ」違っただけで、
効果が逆になって、病気が悪化したりする。
「人様の体に触れるには、それほど慎重さ」が必要という。
整体という仕事は、ある意味で職人と同じで、
学校とかで基本的なこと(医学的なこと)を覚え、その後で、
徒弟として数年間の見習い期間をえて、技術を習得し、
一人で出来るようになったら、ようやく独立。(職人はみんなそうだ)。
10年かかってようやく一人前、彼はそのようにやってきたと言う。
ところが今は、「あなたも整体師になれる」という文句で、
半年、一年、学校に行って簡単に独立開業。
(だから大半が脱落する)
彼が言うには、最低でも見習い期間が三年は必要と言う。
考えてみれば、医者にだって、数年間の研修期間があるし、
技術を必要とする仕事には、みんな見習いや研修期間がある。
(人様の体に触れるのだから、それぐらいの期間は必要かもしれない)
で、「学校とかで、なぜ、そのようにやらないのか」と聞いたら、
そもそも、そのような経営者は、自分で整体をやっても「お客さん」が来なく、
うまくいかなかった。それで、別の面で(学校経営で)力を出すことができたのだ、と言う。
(中にはそのような人もいるでしょう)。それを聞いて思わず笑ってしまった。