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プロの占い師が集う[占いブログ]



作り上げられた魔女のイメージ

2006-05-04

古い昔からヨーロッパには確かに魔女は存在していた。
しかし、多くの人がイメージするようなサバトの宴に箒にまたがって空を飛行して行くような事はせず、「産婆」をしていたり、薬草を使って病人を治療したり、占いをして人々を悩みから救ったりと言う存在であったと言う。
だが、「グリモワの書」と言う中世ヨーロッパで流布した呪術書には数多くの悪魔や使い魔の召喚法について記載されているし、「空を飛ぶための軟膏」
の処方について書いていない魔法書は不完全な魔法書だと言う人々の存在がある。
この現代にも魔女は実在する。

私なりの見解としては、前にも述べた産婆や占い女
の一部が薬草の中に麻薬性を含む種類のものがあると言う事を知り、いつしかその麻薬の虜となった。彼女(或いは彼)等は麻薬の快楽に浸るための集まりを開くようになった。
折りしも世情は異端審問の嵐真っ只中。
1233年、教皇グレゴリオス9世によって「異端審問官」制度が制定され、異端者が迫害を受けた。
それが1318年にはヨハネス22世が異端者と魔女を同一視し、異端審問官に「いつ何時でも裁判を開廷し判決を下す」権利を与えた。
麻薬に神経を侵された「堕魔女達」は次々と捕らえられ裁判にかけられるも、破壊された意識ではろくに尋問に答えられるはずもなく、結果異端審問官や当時の有識者等によって半ばでっち上げの自白をさせられた。彼らの開いていた「麻薬パーティー」はサバトの儀式だと決め付けられるに至った。もちろん、大変多くの魔女でもなんでもない普通の庶民や農民の男女も隣近所の密告であらぬ嫌疑をかけられ、果ては火刑台の煙と消えて行った。その数は30万人とも300万人とも言われてる。
彼らは異端審問官に犠牲にされたばかりではなく、
一部の頭のラリった「堕魔女」達の犠牲になったとも言える。

彼ら、「堕魔女」達の裁判と処刑に関する限り、
現在でいうところの「麻薬取締り」であり、
さしずめ異端審問官は「麻薬捜査官」としての側面を持っていたようだが、カトリック派聖職者や権力者達の権力誇示の汚れた意図があったのもまた事実である。
この21世紀の世の中も中世人と意識はたいした変わりはなく、あの頃とは違った形での「魔女狩り・魔女裁判」的な現象はいくらでも存在している。
愚かなりし。人間共よ。この私もご他聞にもれず‥

Posted by rumitan 02:53:52 │Comments(0)TrackBack(0)




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