幸せを阻むもの

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人は他のために生きてこそ、真の幸福を得ることができる。

自分の為に他を利用する生き方は、一時的な幸福は得られても結果的には不幸にならざるを得ない。

では、なぜ他のために生きることが良いと分かっていても、それができないのか。

人間の心には良心だけではなく、相反する邪心が存在するからだ。邪心が心の中で占める量は個人差がある。

邪心が強くそれを中心に生きる人を悪人という。"善人"は、邪心があってもそれを理性で抑え良心に従った生き方をする人である。

悪人と善人の中間位置にいるのが凡人である。

凡人は、警察沙汰になるほどの悪事を行わなくても、隠れて不正を働いたり、適当に誤魔化したりするものだ。

聖人とは、邪心と闘って解脱した釈尊のような人たち、あるいは神の子と呼ばれたイエスキリストのような人である。

このレベルに至ると、心の中なら悪しき思いが生じないので、天地と一つとなっており、自然体で生きても、いっさい問題は起こらない。他のために生きること、天のために生きることしか考えないので、とても平安で満たされた人生を送るようになる。