北極圏のノルウェー領・スピッツベルゲン島中心地ロングヤービーエンに『グローバル種子ボルト(種子の保管庫)』が完成したらしい。
久し振りにテレビをつけたら、古館一郎がニュース番組で取り上げていた。
つまり、災害などによる農作物種の絶滅を防ぎ多様な品種を維持するために、各国から預かった種子を冷凍保存する施設ということだが、26日に開所式が行われた。
これは、ノルウェー政府が「種子の箱舟計画」として同島の中心ロングヤービーエンの永久凍土層に5000万クローネ(約10億円)をかけて建設し、独立国際機関「グローバル作物多様性トラスト」が運営にかかわる。120メートルのトンネル奥にある3つの保管庫は計約450万点の収容能力がある。
この開所式には国連食糧農業機関や欧州連合関係者ら計約250人が参加した。開所式でノルウェーのストルテンベルグ首相は、保管庫は気候変動や災害などに対する農作物の「保険だ」と強調したが、人類滅亡の危機に備えてのことだろう。
旧約聖書には、ノアとその家族が巨大な箱舟(多分、新潟と佐渡を往復する『おおさど丸』位はあっただろう)を建造して、神様の洪水審判を免れた話がある。
彼らは、地球を救うことよりも、自分達が生き延びられるように準備しているのだろうか…
ノアの時代は、暴虐が地に満ちていたが、ノアの家族は純粋だった為に、神様はノアの家族とそれにしたがって来る者を審判から救おうとされた(結果的には家族以外は誰もしたがって来なかったが)。
でも、この「種子の箱舟」は「ノアの箱舟」とは次元が違う。ノアは神様の御旨に従って行動したのに対して、「種子の箱舟」は人間が恣意的に考えて行動しているだけである。
古館氏も言っていたが、「素直に喜べない」内容である。