女性ヒーラーが訪ねて来られた。何年か前にも相談に来られたことがある人だなと、一見して分かった。
見るからに、体が冷えてこわばっていた。
話を聞いてみると、電話を使って遠隔ヒーリングをやっているようだ。疲れた(憑かれた?)時は、よく霊能者のところへ相談へ行くらしいが、何か釈然としないものを抱えていたようだ。
私は彼女にはっきり言った。
「相手を癒してあげたいと言う気持ちは尊いのですが…その人が病気を抱えているのは、すべて意味があります。…一方的に気(エネルギー)を送って治してあげることはお勧めできません。何故その人が病気を抱えているのか、霊的背景に問題がありますので、それを無視して治せば、その人の清算されない因縁があなたに覆いかぶさってまいります。だから、あなたの体がぼろぼろになります。…一番良い方法は、その人が涙を流して反省し懺悔する方向へ導いてあげることです。涙を流して悔い改めれば、宇宙の根本より宇宙力(エネルギー)が注がれます。他人に治してもらうという依存心がある以上、根本的な解決はできません。普通の病気であれば、医師に相談すべきです。霊的な力を過信するととんでもないことになります。霊の大半は悪霊です。その人に力を貸してくれるからと言って善霊とは限りません。ある時、急に傲慢になって事件を起こす霊能者や宗教家が多いでしょう?謙虚さが無くなるからですよ。傲慢になった瞬間、善霊は離れ去り、悪霊が相対して来ます。…癒しは『言葉』で十分出来ます。…」
1時間も話すなかで、冷たい体がぽかぽかして来たらしく、
「体が温かくなってきました!」と喜んでくれ、霊的な力を使用することの怖さもわかってくれたようだった。
霊的なトラブルを抱えてくる人は、その人か先祖に問題がある場合が多い。その人の因縁を肩代わりすることは決して出来ない。
その人に人間として正しく歩むべき道を伝えてあげなければ意味がない。
その人の生命が危機的状況にさらされている場合とか、どうしても已むを得ない状況の場合は、エクソシストの力を借りても悪霊を一時的に追い祓うしかないが…。