世にも珍しい女性といい加減なタロット占い師
2010-05-07
父親の誕生日を知らない人はたまにいるが、名前を漢字で書けない人は珍しいだろう。
実は、その珍しい人(女性)が来られた。
お父さんの病気について聞きたがっていたので、
「お父さんの名前と生年月日を書いてください」と言うと、
「誕生日は…」しばらく考えた後、「寅年生まれだと思います」
「それでは、昭和25年生まれで今年60歳になる…」
「いいえ…」
結局分からず、
「名前は?」
「×××と言いますが、漢字が分かりません」と言い、
携帯電話で「ひらがな」を入力し変換し始めた。
「お父さんとは同居していないのですか?」
「同居しています…この字かな…いや違う…確かこの字だと思います」
断っておくが、彼女は決して知的障害がある訳でもないし、きちんと高校も出ている。しかも付き合っている男性は某国立大学院出身だ。お父さんに関心がない訳でもない。むしろ逆だ。お父さんが腎臓を悪くして透析を受けているため、彼女が自らの腎臓を提供してあげたいと言っているのだ。
お父さんはお母さん(妻)から腎臓を提供してほしいと思っているが、血液型が異なるため、(リスクがあるので)同じ血液型の彼女がオファーしているのだ。
食事が制限されたり、いろいろとその後の人生に少なからず支障をきたすと分かっているのに…いまどき珍しく「親孝行娘」ではないか。
何年も前のことだが、その彼女がある事情で「芝居」をしなければならないことがあった。お母さんに「妊娠した」のでお金が要ると嘘をいったのだ。
お母さんはその話を信じて「費用」を提供した。その後、お母さんはある占い師のところへ行って娘の将来を相談した。
タロット占い師曰く
「(中絶で亡くなった)水子霊が、今あの世から守護霊として守ってくれています!」と告げた。
お母さんが、その鑑定結果を娘に伝えたが、彼女はどういうリアクションをしたらいいのか困ったようだ。なんで妊娠したこともない女性の水子霊が守るというのか!荒唐無稽もはなはだしい。
はっきり言うと、胎児の段階で亡くなった霊が守護霊として守るということはあり得ない!産後、病気で亡くなった赤子の霊があの世で養育されることはあるが、水子霊の存在も科学的に怪しい部分が多く、肯定し難い。
やたらと「霊視をする」という占い師が多いが、(本当に見えるのならばまだしも)嘘八百を並べて語るのだけは止めてほしい。
私もたまにお客さんから霊が見えますか?と聞かれることがあるが、きっぱり「見えません。でも感じることはあります」と正直に言うようにしている。
もっとも、霊視出来るからと言って正確な鑑定ができるとは限らないし、よしんば霊が語ったとしてもその内容を鵜呑みにするのは危険である。霊界のメッセージと言っても、高級霊ではない場合が多い。中にはいい事を語るふりをして人間を悪い方向へ導く霊も存在する。中途半端なスピリチュアリズムに振り回されてはいけない。
Posted by shimjung 08:07:50 │Comments(0) │TrackBack(0)
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