汗ばんだ体をシャワーで流し、ねっとりとした時間に区切りをつけた。
20時
あの人は私の、こんな我侭を聞いてくれるだろうか・・・・。
戸惑いながら電話を掛けた。
「お願い。。。。急いでるの。」
バスタオルを巻いたままそう哀願する私。
いつも困った時には助けてくれる。
いつも軽快な笑顔で迎えてくれる。
それを知っての「お願いコール」。
受け入れてくれた。なんてなんて素敵な対応。
鈴々緒は、アンダーウエアをつけないまま、綿のスカートをはき、Tシャツをまとった。
素肌に洗い立ての布の心地よさを感じながら。。。
むさぼるように、ただ求めて求めて、私は家を飛び出す。
「立ち漕ぎしながらの自転車」
今すぐその場所へ、私が求めてるその場所へと、心が体が熱く向かっている。
「ああ。。。はやくはやく。。。。」
「いらっしゃいませ〜〜。お持ち帰りのオードブルパックの○○様ですね?」
餃子の王将
「1580円になります。ありがとうございました〜。」
これで間に合う。食事の用意。
安堵感と躍動感と、幅広のお持ち帰りパックの三点をしっかり握り締め、悦に入りながらの帰路の自転車。
「ん? ん? んんん? 」
何かが絡みついた。
瞬間に絡みつき、私を壊していった。。。。。。
「あ ああ あああうん・・ん?・。」
綿のフレアースカートが後輪に絡みつき、スカートがどんどん巻き込まれていく。
ウエスト位置がどんどん下がり、腰骨あたりまでひきこまれた。
「あ。 下着つけてない。。。」
ハンケツ以上のハンケツの鈴々緒。
「いやんいやん、やばい〜〜。」
右手にハンドル、籠に入り込まない大きさの「お持ち帰りパック」を左手で抑え水平を取りながら、自転車を降りた。
小雨のなか、立ち尽くす私、鈴々緒。。。。
体で自転車をささえながら、ハンドルを持っていた右手を離し、絡みついたスカートを引き出そうと。。。。。
ああ。。。。。どうにもならない。動けない。
立っているとハンケツ以上のハンケツの私。
しゃがみこみ立ち尽くす。
「大丈夫ですか?」
「きら〜〜ん。キラリ。キラキラ〜〜ん。」と白い歯をみせながら、ガソリンスタンドの店員さんが鈴々緒に手を差し伸べた。
鈴々緒は、恥じらいながら
「あ・・・。ごめんなさいね。 あ。。。どうしよう・・・。」
キラリン君が絡みつく異物を引き出そうと雨の中、私の側にいる。
下着のつけてない不安が、言いようも無い恍惚感となりながらも、これ以上、ウエスト位置が下がるのが怖くなった。。。
「ハサミありますか?」
「絡みついた部分、切ってくださいませんか?」。
そして、画像のような「ふともも」をちらつかせ、オードブルパックとともに家路についた鈴々緒。
なんてナマメカシイ夜。。。なんて絡みつく夜だったのだろう。。。そう思い起こしながら、
「さ〜てと(^^)餃子た〜〜べよっと♪」
お財布に優しい王将メニュー、こちらでご堪能ください!!
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