おいしいパンを求めブラブラとお散歩に出かけた帰り。
自転車に乗ったうら若き(とっても昭和な表現)女性が通り過ぎようとした瞬間だった。
パシュミナの黒いマフラーが後輪に絡みついた。。。
瞬く間に、首を後ろにひっぱられ、そしてするりと落ちて後輪の中に収まってしまった。
「あれは取りにくいかも。。。」私も絡みつかせた経験がある。
http://www.uranaiblog.net/user/suzuo/suzuo/2007-07.html
私の経験談は7月5日UPの「絡みつく」でご参照ください。
通り過ぎようとした足を止めて3メートルほど離れた場所で立ち止まってみていた。
都会の真ん中、人々は誰も気に止めない。只、足早にあるいてゆく。
かがみこんでひっぱると自転車はバランスを壊しゆれる。おしゃれしたお洋服が地面につくのも気になって思い切った行動がとれない彼女。
誰も手を貸さない。。。
「大丈夫ですか?なんとかなりそう?」声をかけてみた。
「駄目です。どうにも〜〜」半分泣き顔でいる。
「えっとこっち方向にまきついたから・・・」後輪を持ち上げてチェーンの間に手をいれ、わずかな隙間をつくり
「ひっぱってみて!!」二人の共同作業で5分後あたりには無事引き出すのに成功した。
お互いチェーン油で真っ黒な手で握手をして喜びを伝え合い挨拶をして別れた。
なんだか自己満足の時間だった。私だって過去に知らない人に助けてもらった。
やっとその人に恩返しができたような気持ちになった。
こうやって廻りまわっているのが世の常。
誰かに一生懸命、接したのに「ないがしろにされちゃった」と思っていても、いつか別の場所で別の形できっと返ってくるんじゃないかな。
そんなもの。だから現状を悲しまないで。腐らないでいて。
貴女の優しい思いはきっと誰かにどこかで継承されていく。それが小さな歯車となって、小さな喜びを生み、実りある未来に繋がる布石になることを信じててほしい。。。
注)画像は二宮神社の一角