ある留学生の話を耳にしました。
お国はどこだったか、確かなことは憶えていないのですが、
とにかく、生まれた時から、戦時下の国。
そんな留学生が、めちゃくちゃ平和で安全な日本に来たときの驚きはどんなだったでしょう。
そして、日本人のことを、ほんとうに幸せな人達と思ったそうです。
確かに最近の日本は、信じられない突然の事故や事件に巻き込まれるということも、
あるにはありますが、
それでも、常に戦争している国に比べたら、その危険度は問題にはならないでしょう。
で、真矢リス、今日書きたかったことですが、
人間の感覚や感情というものは、その人の生まれ育った環境で、ずいぶんズレが生じるものだな、ということです。
もし、この日本で、身近な人が突然殺されたら、
そのショックは計り知れないもの。
ところが、生まれたときから戦時下で、昨日はおばさんが、一昨日は学校の席の隣の子が・・・
こんな状態だったら、人の死に対する悲しみや恐怖などの感情は麻痺してしまい、「まただ・・・」となってしまうはず。
日本にしても、家庭環境の問題で、もし、すごい虐待のなかで育ったとして、
子供はそれしか知らないから、そんな親が標準だと思ってしまいます。
そして、戦争の中で育った子も、家庭内虐待の中で育った子も、
人間には、自己防衛能力というか、適応能力というものがあって、
あえて、感覚や感情を麻痺させてしまう、、、
最悪の環境のなかでも、なんとか生きていけるよう、身体が、神経が、自然に順応してしまうのではないか、そんな気がするのです。
これって、なんとも悲しいお話ですが、
最近、いろいろと見聞きしていて、
感じたことなので、文章にしてみました。
つまり、人間の性格というものは、持って生まれた先天的なものはありますが、
育った環境という後天的なものも、かなり大きいということです。
もし、まわりに「あの人の感覚って??」という人がいたら、もしかしたら、人には言えない、悲しい過去があるかもしれません。。。
真矢リス、最近、思ふことでした。