悩み事の中には、具体的な解決策がいらないものがあります。
ただ苦しい状況にいることを受け止めて欲しいのです。
強いて言うなら、苦しい状況にいることを受け止めて欲しいということが具体的な策だったりします。
にもかかわらず、悩んでいる人に良かれということで具体的な対策をアドバイスしてしまいがちです。
そうすると、「この人は全然わかっていない」とがっかりさせてしまうのです。
幼児が母親の同意を得ることで自分の気持ちとして解釈するのに似ています。
「ママ見て!きれいでしょう!」と子供が言ったときに
「あら本当だ。きれいね!」と言う言葉を聞いて幼児は初めてきれいだと思える。
幼児がきれいだと思ったことでも、母親に「ええ?そうかしら?そうでもないわね」と言われると「やっぱりきれいじゃないや…」とがっかりしてしまうことがあるのです。
まだ否定される回数が少ないうちは、「ママきれいでしょ!」と、母親がきれいと言うまで「きれいでしょう!?」といい続けるでしょう。
しかし、否定される回数が増えると「どうせわかってくれない」と自己主張を止めてしまいます。
否定されて傷つきたくないので黙っていようということになります。
まずは具体策ではなく、わかって欲しいという欲求を満たしてあげることです。