最近、配偶者や恋人、もしくは本人に心の病があって対処できなくて困っているという相談を受けることがよくあります。一応、病状が重い方の相談には専門家ではないので乗らないことにはしているのですが、「調子が悪い」「いつ働けるようになるのか」「いつ治るのか」と医者にも答えられないような質問をぶつけてこられることもあるし、相談している本人に自分が病んでいるという意識が殆どない場合もあります。昨日も鑑定中、会話自体が成り立たなくなってきて相手が一方的に切れてしまうということがありました。
占いで時期を出すのは四柱推命や占星術を使っている方が多いと思うのですが、心の病を「**才ごろから悪い時期で、○○才には良くなってくる」という考え方で片付けるのはどうかな・・と個人的には考えたりしております。当たる場合もあるとは思いますが・・
しかしかくいう私も自分が心の病で全てを失ったとき、占いに救いを求めたことがありました。当時は資格を取れば雇ってもらえる(月に4,5日しか仕事がなかったのですが)医療事務の仕事をして細々と親元で暮らしていた20代後半でしたが、母親に言われて地元では有名なラジオの占いコーナーに電話をしてみたら何人かの中に選ばれて鑑定をしてもらったのです。
結果は心が傷つくようなことばかり言われました。「公立大学を出た後・・」と言ってしまったら放送中に大学名を言えとしつこく問い詰められ、、、元気になれるのか、働けるようになるのか、人並みに結婚できるのかと聞いた私(私も無理なことを聞いてしまったかもしれません)に「あなたはパワーがないから・・でも頭はいい人だから(公立大学はある程度の学力がないとは入れないから占い師じゃなくてもそれくらいは言えると思うけど)」とお茶を濁されて終わってしまいました。私も学生時代は相当、タロットや占星術の本を読んだり、占い好きだったのですがそれ以来、長い間にわたって占いを全く信じなくなりました。
今となってはあんなものに頼ろうとしたなんて甘かった、、、と思っておりますし、心の病から立ち直るのに必要なのは占いなどの「座っていてももらえる不思議な力」ではなく、自分が「このままの人生では嫌だ、変わりたい」と真剣に思って、苦しかったら休みながらでもいいですから、粘り強く現実的な努力や工夫を重ねることではないかと私は感じております。それを理解している方の相談には乗れるかなと思っておりますが・・
心の病を患っている方には仕事が続かない方もいますけれど・・私も親と離れて暮らすようになってから仕事が続かなかったことがありまして生活も不安定だったし、その上、当時の能登の病院関係者からは冷たく責めるようなことも何度か言われまして(そのことを書類に突き放すような記述で書いてあるのも見せられたりして大きなショックを受けたりもしました)かなり泣いたこともありました。でもどうなっても自分が諦めなかったので今まで何とかなってきたのだと思います。
私の病気が良くなったのは、新聞で新しい薬が開発されたことを知り自分から病院にリクエストしてからなのですが、、、受身でいると副作用のある古い薬しか出してくれないこともあるのです。だから心の病の方は自分の病気や薬について積極的に学ぶことも必要なのかなとも思います。
この前もメール鑑定で書いたのですが、占い師の中には心の病の方に無責任に薬をやめなさいという方もいますし、占いに頼るのは危険なのではと考えております。重症な方は専門のカウンセラーさんや医者のところに行くべきですし、軽い方でも利用するとしても補助的なものとして考えて欲しいですね。