昨日、夕食が終わった後、石川テレビで「浅野川の流れとともに」という番組をやっていて・・すぐご近所の梅の橋界隈の住民とその暮らしを取り上げていた内容だったのでした。
近くで時々買いに行くお豆腐屋さんも番組に登場していて(夏にはよく車を引いて町売りをしていらっしゃいます)、そこの跡取りの息子さん(多分、私と同世代??)は5年前まで教員採用試験を受け続けたものの諦めてお豆腐屋さんを継いでくれることになったという経緯があった、、、と知りました。
私も高校の頃、担任の先生から「お前も英語の先生になったらどうだ??」と熱心に勧められましたが・・その道へ進んでいたら、やはり採用試験を受け続けて挫折していたかもしれませんね。私が高校の時は金沢大学教育学部を出れば6割が教員になれる、と言われていました。しかし私が大学在学中にその割合は激減していき、、、(子供が少ないからなのです)教員を志望していた私の同級生たちは大学卒業後は殆ど臨時採用教員にしかなれず、何年か浪人したのだろうけれど、結局、本採用になった人はいないのでは・・と思います。私は嫌な予感がしたので教員の道は選ばなかったのですけれど(しかし合格した大学は、教職の単位は卒業に必須ではないのですが、全国から教員になりたい人が集まってくることで有名な大学でした)。
石川県の大卒の女の人には「教師になりたくて大学を出て、本採用にならなくて、何年か臨時採用で教えて・・」とその結果、履歴が中途半端になってしまい、嫁に行って何とかつじつまを合わせた、という方が昔から割と多いような気はします・・今まで結構、そういう女性に会いましたね。まあ、嫁に行っても他の苦労はあるようですが。
最近は、団塊の世代の教師が大量に退職しているので、東京などは若い教師を沢山採用しているようですが・・(しかし国は教員を減らしていく方針のようです)教師の方もときどき鑑定していますが、心の病になる方や、なかなか本採用にならず悩んでいる方がやはり少なくないようですね。美術の教員などは、美大卒の方が生活を安定させる数少ない道のようですが、殆ど採用がないようですし。
私も幼い頃から「大学を出るなら教員になれ」「教員免許を取れ」と田舎の親から口を酸っぱくなるほど言われてきました。詳しくは知らないけれど教員になると老後の年金が普通の人よりかなり多くなるらしいという話でした。それも親から何回も言われました。あと「結婚して子供が出来てもずっと働ける仕事」だとも・・。
しかし、現代、教員生活は安定への保障ではなく、自分をぎりぎりのところまで酷使する激務の日々でしかないのかもしれませんね。6月3日の朝日新聞に「教員の一日の勤務時間10時間45分」と出ていました。授業だけではなく、色々な仕事や保護者への対応に追われて残業が平均一日3時間らしいですね。それでも教員の仕事が好きな方は続けられるのでしょう。
昔は、私のような田舎出身の女性が安定して続けられる一生の仕事というと「看護師」または「教師」という選択肢しかありませんでした。どちらの道(両方、良い仕事だと今は思っています)も選ばなかった自分ですが・・(しかし不思議なことに「先生」と呼ばれる仕事にたどり着きましたね)。
企業の終身雇用制、年功序列制が終わったと言われ、社会・経済情勢が不安定な今日、「ずっと働き続ける女性」も「ずっと働かない人々(所謂ニートや引きこもりの方たちですが)」どちらの数も相当増えました。昔の人たちは仕事を選ぶ要素というと「安定」が大きかったのでは、と思いますが、「好きか嫌いか」「やりがいがあるかどうか」を真剣に悩んでいる方たちも多くなりましたね。悩みの数もそれだけ増えたのだろうなあと鑑定しているとよく思います。
鑑定中に「働きたくない」と堂々と言ってのける方もたまにいらっしゃるのですが、やはり仕事は人間的成長のためにいつの時代も人にとって必要な課題だと私は思うのです・・・どんな仕事であっても「自分らしい形」で働けるのが一番いい形であり、ずっと続けられるスタイルなのでしょうね。
恋愛も人生の大きなトピックですが、皆様が自分の才能を一番生かせるお仕事にめぐり合えるように(天職は、英語でCALLING、意味は「呼ばれること」とも言いますしね・・・仕事とは運命でめぐり合うかもという感じです)願っております。