「不倫の彼と一緒になれないなら、別れも・・」

こちらの公開お悩み相談は、以前ブログに掲載しておりましたが、ブログ移転に伴い、データーが破損し多くの記事が削除されてしまいました。そのため、今後少しずつ、以前掲載されていた記事をアップしていきたいと思いますのでご了承願います。


山本先生、いつもブログを読ませていただいています。
先生の文章でいつも勇気づけられたり、励まされたりして、なんとか頑張っています。
思い切って相談しますので、よろしくお願いします。
彼とは不倫関係です。彼には妻子があり、私は独身です。
同じ会社で働くうちにだんだん惹かれ、自分から告白し、交際がスタートしました。
彼には最初から「家庭は捨てられない、君との将来は難しい」と言われて、自分も了承していました。
けれど、彼の心はいつも上の空のような気がするのです。彼は仕事がデキる人で休日出勤もいとわず仕事をしているせいか、子供や奥さんに対する引け目を感じているようです。
私と一緒にいる時間の方が長いのですが、仕事がらみなので、私は寂しいだけです。
デートはいつも仕事帰りに私のアパートに立ち寄るだけ。
二人でどこかにでかけることはほとんどありません。
しかも、彼は私のことを「愛している」とは言ってくれないのです。言葉で言うと薄っぺらくなるとか、言葉より気持ちが大事だとか言って弁明します。せめて言葉だけでもくれたなら、私はどれだけ救われるかわかりません。
でも彼は頑固に口を閉ざすので、だんだん不満がつのり、彼に「別れましょう」と何度も言ってきました。
そのたびに、彼は「わかった」と答えて、それきり、連絡もくれません。
仕事場で顔を合わせるうちに、私が根負けして、結局ヨリを戻すことに・・・。
でも、私ももう若くもないし、そろそろ落ち着きたいのです。
彼と結婚できないのなら、付き合っていても意味がないように思えてしまいます。
けれど、他に良い人もなく、踏ん切りがつきません。
私はどうすれば良いのでしょうか?
山本先生アドバイスお願いします。
メアリー


公開お悩み相談・メアリーさまのご投稿への回答です。


メアリーさま、このたびは公開お悩み相談へのご応募、誠にありがとうございました。

メアリーさまの感じる矛盾や焦り、お察しいたします。また、彼の気持ちがみえない不安、理解できますよ。メアリーさまの迷いが晴れ、気持ちの整理がつきますよう、少しでもお役に立てれば幸いです。
占いましたので、参考になさってくださいね。

彼の気持ちをリーディングしてみましたところ、彼もメアリーさまのお気持ちがわからないご様子です。メアリーさまの言うことがコロコロ変わる・・・という印象があるようで、彼は感情移入しずらいのかもしれません。
恋に傷つくことを恐れているのは、彼も同じなのでしょう。メアリーさまが去ることを覚悟の上でお付き合いしているのも、自分がメアリーさまを引きとめる権利がない・・・とお考えだからなのかもしれません。
彼もメアリーさまと一緒になりたい気持ちが全くないわけではないようです。時に空想したり想像することもあるように感じます。
メアリーさまは、彼が離婚して一緒になってくれたら、お悩みが解消する。今の寂しさからは解放される・・・とお考えのようですが、はたしてそうでしょうか。
仮に彼と一緒になれたなら、今度は、彼が隠れて元奥さんと子供に会いに行くことを恐れるようになるのではないでしょうか?
「彼は奥さんとよりを戻そうとしているのではないか?私と一緒になったことを後悔しているのではないか?」と不安にかられ、彼をためすようなことを言ったり、不安を口にするようになるかもしれません。
と申しますのは、メアリーさまがお寄せ下さったお悩みに、
彼は私のことを「愛している」とは言ってくれないのです。言葉で言うと薄っぺらくなるとか、言葉より気持ちが大事だとか言って弁明します。せめて言葉だけでもくれたなら、私はどれだけ救われるかわかりません。
でも彼は頑固に口を閉ざすので、だんだん不満がつのり、彼に「別れましょう」と何度も言ってきました。
というくだりがありましたが、もし、彼に「愛している」と言われたなら、今度は「彼は愛していると言いながら、奥さんとは別れないのです。結局、口先だけで、本心では私のことなど愛していないのです」と、お悩みになるのではないでしょうか。
彼にはそのことが分かるのでしょう。だからこそ、無責任に口先だけで、メアリーさまの気持ちを翻弄するようなことを言わないようにしている。それは、彼なりの愛情表現なのかもしれません。期待と失望で傷つけまいとする配慮が窺えるのです。
メアリーさまの潜在意識には、彼に力強く否定してほしい、自分のことを必要だと言ってほしい・・・という欲求が隠れているように感じます。
つまりは、彼に不安を解消してほしい・・・と願っているのでしょう。
その思いは、「愛されたい」という欲求の表れであり、不安を増幅させる思考回路に陥っているように感じます。
彼に本当の意味で必要とされ、愛されている・・・と実感するためには、結婚という形式にこだわるよりは、心のつながり、目に見えない絆を深めることが重要に思われます。
それには、ゆるぎない自信、つまり彼に愛されている・・という自信をもつことが不可欠です。
つまりは「相手を愛する」と発想するか、「相手に愛されたい」と願うかでは、引き寄せる関係性が違ったものになるのです。
愛されている・・・という自信は、「愛されたい」と願う発想からは生まれないものかもしれません。けれど、彼を愛している・・・という自負、つまり、「彼は私がいないと生きていけないわ・・・」という自信をもてるようになれば、不安に陥ることもないように思われます。

お相手に求めたり望むほど、お相手との距離は遠ざかります。
けれど、お相手を喜ばせ、褒めて、認めて大切にするお気持ちを表現しつづけられたなら、お相手との関係は安定します。

「彼は私なんかがいなくても平気なのよ・・・」と不安に感じる理由があるように、「彼は私がいないと生きていけないの・・・」と自負する理由もあるわけです。
彼との関係性に置き換えてゆっくりとお考えになってみてはいかがでしょう。

彼が本当に望む関係性を目指すことこそ、お二人の幸せに近づけることであり、メアリーさまの心が満たされることではないでしょうか。それは、結婚という形式では解決しないものなのかもしれませんよ。

けれど、こんなにも感情移入できる彼と出会えたことは、人生で誰もが経験できることではなく、貴重な時間を過ごされておりますよね。見る角度を少し変えれば、非常に恵まれた幸運だと、お気づきになれるかも知れません。

進むべき道が見つけられますよう、メアリーさまの幸運を心から応援しております。
山本梨花子