公開お悩み相談「私はバツ一彼には妻子・・気晴らしに利用されているだけ?」

こちらの公開お悩み相談は、以前ブログに掲載しておりましたが、ブログ移転に伴い、データーが破損し多くの記事が削除されてしまいました。そのため、今後少しずつ、以前掲載されていた記事をアップしていきたいと思いますのでご了承願います。

公開お悩み相談・ことりさまのご投稿
「私はバツ一彼には妻子・・気晴らしに利用されているだけ?」

山本先生、身勝手な相談ですが、どうぞ、よろしくお願いします。
私はバツ一、子供がいます。
以前の離婚から数年がたち、ネットでメールのやりとりから親しくなった男性のことが好きになり、会うことになりました。
彼は独身だと思っていたのですが・・・実は彼には奥さんと子供がいました。
でも、彼は「妻とはうまくいってない・・・離婚したいけど...子供のこともあるし、妻は仕事をしてないので、離婚に応じないと思う」と言っています。
それで、こちらもさびしかったこともあり、何回か会ううちに、深い関係になり、付き合うようになりました。まだ、1年くらいですが月に2回くらい定期的に会うようになりました。
でも、このごろ気になるのは、彼は本当は離婚するきもないのに、私を利用して気晴らしに会っているだけかも?と思ってしまいます。
離婚した時は、結婚なんてこりごり・・・と思っていましたが、このごろ寂しくて、やっぱり結婚を考えられる人ときちんとお付き合いするべきかもしれない?と考えてしまいます。
彼は私と一緒になるつもりですか?
それとも気晴らしに利用されているだけでしょうか?
彼にその気がないなら、別の人を探した方が良いのでしょうか?
山本先生、彼の気持ちを教えてください。
ことり

公開お悩み相談・回答「私はバツ一彼には妻子・・気晴らしに利用されているだけ?」

ことりさま、このたびは公開お悩み相談へのご応募、誠にありがとうございました。

ことりさまの感じる不安や寂しさ、お察しいたします。また、彼を信じきれないお気持ち、理解できますよ。ことりさまの迷いが晴れ、気持ちの整理がつきますよう、少しでもお役に立てれば幸いです。
占いましたので、参考になさってくださいね。

彼の気持ちをリーディングしてみましたところ、彼はことりさまを利用しているつもりはないように感じますので、悲観して疑いすぎないようにしてくださいね。
彼が奥さんとうまくいっていない・・・という言葉は嘘ではないように感じます。奥さんとは価値観も違い「どこかに自分にぴったりの、運命の女性がいるんじゃないか?」と思いさまよっているお気持ちがありそうです。
彼に限らず、ぴ~んとくるお相手と出会えるチャンスは、めったにありませんよね。
出会いがない・・・と思うのは、惚れられる相手に巡り合えない・・・という意味でもありますものね。
でも、この人だ!と思って付き合ってみたら・・・イメージと違っていた・・・とがっかりしたり、幻滅したりすることもありますから・・・人生のパートナーを見つけるのは、本当に難しいものですね。
しかも、答えがでるのは、数年かかりますから、出会ってすぐに「この人!」とも判断がつきかねますね。

さて、彼は奥さんに対して、やや失望ぎみで、心から分かり合える女性の存在を心の奥底では求めているようですね。その思いがことりさまを引き寄せ、付き合うことにつながったのでしょうね。
ここで、ことりさまのご質問なのですが、彼はまだ揺れている状況のようです。
ことりさまへの想いは日に日に大きくなっているようですが、付き合いが浅く、判断付きかねる状況なのでしょう。
彼に限らず人生の決断をするときには、誰もが怖いと感じるものですよ。
それは、結婚に限らず、離婚、転職・・・何かを捨てて新しいことを始めるのは、勇気がいるものです。
新しい選択をして、人生が良い方向へ向かう保障はどこにもない・・・むしろ、後悔する可能性もありますから、誰もが新しいことを始める時には慎重になるものです。
彼が奥さんと別れて、ことりさまを選ぶためには、勇気が必要になりそうです。
そのためには、ことりさまの協力が不可欠なように思われます。
彼が離婚を迷わないようなリレーションシップを築けるかがカギになります。
彼が離婚を迷う理由として、離婚後の奥さんや子供の経済状況もありそうですから、彼と協力して奥さんや子供への経済的援助についても考える必要がありそうです。
かりに、彼がためらうことなく、奥さん子供を捨てられる人であれば、ことりさまが結婚したとしても、明るい未来にはなりにくいように危惧します。
なぜなら、奥さん子供との縁を簡単に断ち切れる人とは、言いかえれば、学生時代からの親友、兄弟、両親などなど・・・ご自分が助け助けられたような人間関係を簡単に切り捨てられる人と言いかえることもできるわけです。
つまりは、恋愛関係においても、愛する人とのご縁を簡単に切ってしまいかねないと言えるのではないでしょうか。
けれど、彼が奥さんと子供さんのことを考え迷うほど、彼はまっとうな自然な感情をお持ちである、といえるわけですから、その心情を理解したうえで、彼が踏ん切りをつけられるよう協力すること、支えることが、ことりさまのお役目でもあるように思います。
「いったい、いつ奥さんと別れるの?」と・・・奥さん子供の責任を彼一人に負わせるには、荷が重すぎることなのかもしれません。
彼は二の足を踏み、現状維持のまま時をやり過ごしてしまいかねません。
けれど、ことりさまが経済的援助や離婚の手続きや専門的知識など、彼と一緒に立ち向かう責任を負う気持ちを示すことで、彼の迷いはじょじょに晴れるでしょう。
それよりも重要なことになりますが、彼がことりさまと一緒にいる時間が充実している・・・と感じられることです。
ことりさまは、「彼は本当は離婚するきもないのに、私を利用して気晴らしに会っているだけかも?と思ってしまいます」と感じておられますが、
そのお気持ちは二人の関係をギクシャクさせる波長をうみます。
以心伝心・・・恋愛関係では特に、相手に伝わるものです。
彼が離婚する・・というのは、最終的な到達点であり、その結果が出る、あるいは、彼が決断するまでには、時間を要するものです。
今すぐに結果を求めすぎないことが大切です。
初めに保証を求めすぎないことです。
結果は後から付いてくるものだからです。
今は、ことりさまの気持ちを見つめることです。
彼を支えて、奥さんと子供の生活に支障のないように、協力して支える覚悟を持てるか?その覚悟をもっても彼と一緒になりたいと思えるほど・・・彼に惚れていて、人生のパートナーと感じられる強い思いがあるのか・・・と自答自問なさることなのかもしれません。
ことりさまが決断できるまでには時間が必要ですよね。
彼が迷い、揺れるお気持ちを察するためにも、今一度ゆっくりとお考えになってみてはいかがでしょう。

彼が自分は一人じゃない、ことりがいる・・・乗り越えられるかもしれない・・・と思える絆と勇気を与えることができれば・・・彼が離婚に踏み切り、新しい人生の選択を決断する勇気にもなるように感じます。
その勇気と絆を、奥さんが彼に与えられなかったものであれば、彼にとっての運命の女性は、ことりさまである・・・と彼は確信するようになり、一時の気の迷いの恋では終わらず、生涯のパートナーにもなれるように思います。

進むべき道が見つかりますよう、ことりさまの幸運を心から応援しております。
山本梨花子