公開お悩み相談「身体が目的?私は本当に愛されているのでしょうか」

こちらの公開お悩み相談は、以前ブログに掲載しておりましたが、ブログ移転に伴い、データーが破損し多くの記事が削除されてしまいました。そのため、今後少しずつ、以前掲載されていた記事をアップしていきたいと思いますのでご了承願います。

公開お悩み相談・リーフさまのご投稿
「身体が目的?私は本当に愛されているのでしょうか」


山本先生、無料で申し訳ございませんが、お願いします。

彼とはW不倫の関係です。
こんなことを書いたら不謹慎かもしれませんが、お互いの家庭はそれなりに上手くいっていると思います。彼も子供を大切にして家庭では良きパパのようです。
私も夫に不満があるわけではありません。
けれど、彼と出会ってしまい、恋に落ちてしまったのです。
趣味のサークルで出会い、はじめは仲間以上の気持ちはありませんでした。
彼がリーダー的な存在で連絡や飲み会の幹事などをしていて、手伝ったのが始まりです。
私は精神的なつながりで十分なのですが、彼は肉体的なつながりを求めます。
お茶とか話し相手だけなら、もっと気持ちがラクだと思います。
でも、彼のことが好きになり、断ってしまうと関係がギクシャクするようで怖いです。
会えばいつもそういう場所に行くばかりで、もっとちゃんとしたデートにしたいのですが、彼は時間がないと言います。
いつもあわただしくて、よけいにむなしくなります。
でも、彼を失いたくありません。
彼は身体が目的で、本当に私を愛してくれているのでしょうか。
家族を裏切っているので、身体が目的なら別れた方がいいと悩みます。
身勝手な相談ですみませんが、彼の気持ちがしりたいです。
先生お願いします。
リーフ

公開お悩み相談・リーフさまのご投稿「身体が目的?私は本当に愛されているのでしょうか」への回答です。


リーフさま、このたびは公開お悩み相談へのご応募、誠にありがとうございました。

彼に本当に愛されているのか・・?と不安になったり、疑ってしまう気持ちになってしまうのですね。彼に対する複雑な胸中お察しいたします。また、彼とのデートの過ごし方にも疑念を感じていらっしゃるようですね。リーフさまの迷いが晴れ、気持ちの整理がつきますよう、少しでもお役に立てれば幸いです。
占いましたので、参考になさってくださいね。

彼の気持ちをリーディングしましたところ、精神的な結びつきを重視されているようで、決して身体を目的とした付き合いではないように思われます。ただ、リーフさまのような悩みは珍しいものではありません。類似した相談を寄せられることは少なくないからです。

女性は肉体的なことよりも精神的結びつきを重視する傾向があるようです。一方、男性は精神的な結びつきをおろそかにしているわけではないようですが、会話よりも行動で愛情表現を示す傾向があるようです。

つまり、言葉で「愛してるよ」と愛情表現するより、ハグして「愛してるよ」という気持ちを示そうとする所があるかもしれません。実は、リーフさまのお悩みとは正反対の相談を受けることも少なからずあるのです。

それは、「彼が求めてこない」「彼は会っても、話すばかり・・・女性扱いしてくれない」というお悩みです。

精神的な結びつきを求めていたはずの女性でも・・・・彼が求めてこない、女扱いしてくれない、という状況に置かれてみると、肉体的結びつきの重要性に気付くことがあるようなのです。
言葉だけでは精神的な結びつきも深まらない・・・いうことに。けれど、男性がその気になれない、あるいは、肉体的な問題を抱えている場合、話し合いでは解決できない難しさがあるわけです。

人間は誰しも年を重ね、肉体的衰えを避けることができません。若い時には若さの素晴らしさに気付けず、失ってから若さの素晴らしさに気付くことがあるように、今手にしている幸せが見えない、気付けない、ということが往々にしてあるものです。

そのことを踏まえまして、彼の気持ちを改めてお伝え致しますと、彼はリーフさまに情熱的に恋をしているように感じます。そのほとばしる情熱を燃焼させたい欲求にかられ、自分を見失いかけ、コントロールできなくなる自分を持て余しているのかもしれません。

そんな自分を受け止めてほしい、沈めて冷静にさせてほしい、という思いをリーフさまにぶつけてしまうのでしょうね。人は誰しも、情熱にかぎらず、イライラする感情やクサクサする気持ちを持て余し、誰かにあたることがありますよね。特に母親や肉親、心を許せる相手にほど、感情をぶつけて自分を取り戻そうとする所があるものです。

彼はリーフ様に恋しているからこそ、そのほとばしる感情をぶつけて慰めてほしい、癒してほしい、自分の好き、という気持ちを受け止めてほしい、と感情が高ぶっているように感じます。

けれど、恋人だから許される、恋人だからこそ、「好き」という感情を情熱的にぶつけ合える・・・とも言えるのではないでしょうか。

恋は人を狂わせる所がありますので、悲観的に考えすぎず、彼の求めに応じたくないお気持ちなのか?それとも、彼の気持ちを信じきれなかっただけなのか?と、ご自分の気持ちを見つめてみてはいかがでしょう。

彼に求められることを喜び、分かち合うことこそ、精神的な深い結びつきへとつながっていけることなのかもしれませんよ。

リーフさまの幸福を陰ながら応援しております。

山本梨花子