公開お悩み相談「彼は別の人を選びました・なぜですか?」

こちらの公開お悩み相談は、以前ブログに掲載しておりましたが、ブログ移転に伴い、データーが破損し多くの記事が削除されてしまいました。そのため、今後少しずつ、以前掲載されていた記事をアップしていきたいと思いますのでご了承願います。

山本先生、無料ですみませんが、ご助言お願いします。

彼とは不倫の関係でした。
お互いの子供のことや家庭のことで一段落ついたら一緒になろう、と言っていました。
彼との付き合いは5年目になり、そろそろ一緒になれそうな雰囲気でした。
そんな矢先、彼から突然、「考えたい」と言われたのです。
意味がわからないまま、連絡がとれなくなりました。
こちらから電話とメールしても返信がありません。
1か月くらい過ぎたころ、彼が別の女性と付き合っていることがわかりました。
相手は独身で部下のようです。
私も以前同じ会社に勤めていたので、元同僚に彼の様子を聞いたところ、発覚しました。
でも彼はしらを切って嘘を重ねます。
彼のことが信じられず、この先どうなるのか不安でなりません。
社内でも噂になっているようで私はしばらく二股されていたようです。
彼は最近奥さんと別居して彼女の所にいるようです。
彼はどうして私ではなく、彼女を選んだのでしょうか?
彼にきちんと説明されていないので彼の考えがわかりません。
このまま彼は戻ってこないのでしょうか?
先生私はどうしたら良いでしょうか。
ns

山本からの回答は続きをクリックご覧下さい。

公開お悩み相談・nsさまのご投稿「彼は別の人を選びました・なぜですか?」への回答です。

nsさま、このたびは公開お悩み相談へのご応募、誠にありがとうございました。

彼の突然の不可解な行動にさぞかし胸を痛めていらっしゃることでしょう。別の女性と暮らしているようですが、釈明もないようですから、さぞかしつらく、不安なことでしょう。
nsさまの迷いが晴れ、気持ちの整理がつきますよう、少しでもお役に立てれば幸いです。
占いましたので、参考になさってくださいね。

彼はnsさまと一緒に暮らすことを考えていたようですが、最近奥さまとの関係が悪化し、急展開した状況があるようです。そのタイミングでたまたま居合わせたのが今一緒に暮らしている女性のようです。彼は一時的な避難場所を求め、今回のことは、突発的に起こしてしまった行動のように感じます。
この状況は長く続かない可能性を感じます。

彼が連絡を取れないのには、いくつかの理由がありそうです。けれど、そのことをnsさまが理解して受け入れてくれるとは考えていないようで、説明することを躊躇しているようです。

彼は、女性との関係は、一時的なことと考え、長期的展望としては、nsさまと一緒になることを願っているように感じます。
彼は、自分の身勝手さを認め、弁明する言葉もないようです。逆に説明することでnsさまを怒らせ失望させ関係が終わることを恐れて連絡をとれないでいて、逃げている所もありそうです。

彼は以前から離婚問題でもめているようですが、条件面で折り合いがつかないだけでなく、奥さまの離婚する意思が薄いようにも感じられます。

今回の彼の強行突破は、奥さまに愛想をつかしてもらいたい、という目論見がありそうです。n.sさまのことを巻き込まず、彼なりの考えがあってのことのように感じます。

もちろん彼の行動や考えに同意できないことと思いますが、彼は奥さまとの離婚のことを真面目に考えているようです。浅はかでも、彼にとっては大きな一歩であり、他の手段を思いつかず、窮地に立たされた彼なりの行動だったようでもあります。

今後彼と奥さまは離婚にむけて話し合いが持たれる暗示を感じますので、その後、現在一緒に暮らしている女性の元を去るようになりそうです。
その時に彼のとった行動の説明があるでしょう。
けれど、その時に彼の釈明に耳を傾けられるかどうかが分かれ道になるかもしれません。

奥さまと同じような言葉、対応をとってしまえば、彼は奥さまと別れてn.sさまと一緒になる意味を見失うかもしれません。
そんな時にこそ奥さまとは違うニュアンスで二人の関係を見つめる冷静さをもてるかどうかが、分かれ道になりそうです。もし、この危機を乗り越えて信頼し合うことができたなら、二人の心は通じ合い、一緒になる意味を見失わずに長年の約束も果たされる可能性がうまれることでしょう。

人は突然の不幸に見舞われることが往々にしてありますが、それには深い意味があるものです。また、その時の言動には本質が出る所があります。普段では見えなかった、あるいは気付けなかった互いの弱点や人間性を知ることになります。

ラブラブで過ごす時間の中では相手の本質を見失いがちですが、互いの本質を見つめる機会にできることでしょう。

そして、今回の出来事を彼の裏切りとして捉えるか、あるいは、二人が過ごした5年という歳月の中で育んできた信頼がいかなるものであったか・・・と冷静に考える機会になさってみてはいかがでしょう。

いい時も悪い時も、支えあい理解できてこそ、一緒になる約束の意味を果たせるのではないでしょうか。
n.sさまの幸福を陰ながら応援しております。

山本梨花子