B子さんは、夫は仕事で忙しく、同居の姑には嫌みを言われ、上の息子は反抗的でいうことを聞かないと悩んでいました。
「家にいてもつまらないんです。だから、パートにでも出て、友達をみつけたり、自分を変えたいんです。だけど、PTAの役員になったから、支障が出ない範囲で働きたいんですよね。どういう仕事が私にむいてるでしょうかね?」
そんなときは、PTAの集まりで、パートで働いてる人がいないか探せば良いと思うのです。
パートをしてる人たちの職場の雰囲気や仕事内容についてたずねれば、自分に向いてるかどうかの判断がつきますし、応募先も絞りやすくなります。
なかでも感じの良い人、親切に教えてくれた人と、仲良くなるきかっけにもなります。
ただ、そのためには、親切にされたことを「当たり前」とか「それくらいのこと」などと軽く考えないことが大切です。
また情報提供に対しても、「ありがとう」の一言ですませるのは、“お返し”の気配り度が低いと思います。
「友達がほしいのにできない」と悩む人たちに共通しているところなのです。
親切にされたら、ありがたく感じた気持をお返しする。「相手にも喜んでもらいたい」という “意識”をもてるかが、「友達ができる」「人に好かれる」の分かれ目になります。
助けて、助けられる、という行為から、人は喜んだり自分の存在価値を高めています。だから「人に迷惑かけたくない」「こんなこと言ったら嫌われる」「悩みを話すなんてとんでもない」としり込みすることはないのです。
「わたし、パートに出たことなくて…。だからいろいろ教えてくれてありがとう。○○さんが親切に教えてくれたから、なんか気持ちがラクになったわ。これからもよろしくね」と正直な気持をシンプルに伝えるだけでよいのです。
きっと相手から(気分いいな。私でも役に立てるんだ。もっと助けてあげたいな)と喜んでもらえます。
「ありがとう」の一言ですませず、自分の気持をより具体的に表現することで、自分だけでなく、相手にも喜んでもらえるのです。双方の気分が良くなり、一緒に喜ぼうとする意識がもてるようになると、人間関係がスムーズになります。
そして、心が明るくなり、表情がイキイキしてくるでしょう。それが、好かれる人になる秘訣です。