「私、ずっと家に閉じこもっていたのに、PTAの役員なんか引き受けてしまって、不安なんです。能力もないし、初めての経験で、ちゃんと役目をはたせるか心配で心配で…」と自信がないことを悩む人は少なくありません。
けれど自信がないことが、プラスになることもあるのです。
みるからに自信満々で強気な人ほど敬遠されがちです。
「この人なんだか、気が強そう。とっつきにくくて近寄りがたい…」という印象をもたれてしまうのです。
逆に自信がなくて弱気な人は、「この人も不安そうにしてる。自信なさそうだな…。私といっしょだわ」という連帯感、あるいは安心感を相手に抱いてもらえて、苦手意識をもたれずにすむのです。
他人に弱みを見せたり、不安に思うことを口にだすのは勇気がいります。誰もが躊躇していることです。
それを素直におそるおそる話してくれた人を、むやみに拒んだり、邪険にしたりしないはずです。自信がないからこそ、人に助けてもらえることを知ってください。
「能力がない」「取り得がない」と悩まずに「人が近寄りやすい雰囲気をもっている」と考えればよいのです。
もし、「大丈夫よ。ちゃんとやれてるよ。一緒に頑張ろうよ」と励まされたら、素直に受け取ることを心がけてください。
「駄目よ、私なんて」「全然やれてないわよ」「えぇ〜どこが?」「嘘でしょう」と否定的なことを言う人は、嫌われます。
否定的な人を励まし続けるのは、骨が折れて疲れるからです。
初めは良くしてくれた人も徐々に離れてゆきます。
「いつも励ましてくれてありがとう。あなたみたいになりたいな」とか「いつも優しいね。気配り上手だよね」と答えることが、励ましてくれる人への「お返し」と意識しましょう。
相手の気分を良くしてあげれば、話していて楽しいと思われます。
お返しに人を励ましたり、元気づけてあげるうちに、「私にもできる」「こんども大丈夫」と自信でむねをはれるようになるのです。