真理さん(仮名)は小学生と幼稚園生の子供がいる、33歳の専業主婦です。
「下の子の送り迎えで幼稚園まで行くので、おかあさんたちとおしゃべりしたいんですけど。挨拶しても無視されるんです。みんなとランチに行きたいんですけど、誘ってくれないんです」その声は暗くしずんでいます。
真理さんは、「おとなしい」「ハッキリしない」「何考えてるかわからない」という印象をもたれているようです。
もし、あなたが内気だったり、話べただと思うのであれば、親しくなりたい人の話しを、じっくり聞くようにしてみてください。
「子供の入学準備があって…小学一年生になるから色々と買いそろえなきゃならなくて」という話題から、いろいろなことが推測できます。
(子供の入学を喜んでいるのかな?子供が小学生になったら、手が掛からないと喜んでいるのかな?それとも寂しがっているのかな?ひょっとしたら出費がかさむと思っているかも知れない)
と相手がどういう思いを抱いているのかと想像します。そして相手の思いに近いと思う言葉を投げかけてみます。
「入学シーズンていいよね。期待で胸がふくらむよね」人は自分と同じ気持ちの人、自分の気持を分かってくれる人を求めています。
「そうなのよねぇ。でも、ちょっと淋しかったりもして…」
「わかるなぁ。私も同じ気持ちだったから」と相手の気持ちに同調する。
気持を分かってあげる。そう意識すると「この人は私のことをわかってくれる。もっと話がしたい」と思われるのです。
相手のことをわかってあげたり、肯定してあげると、「私もこの人のことをわかってあげたい、認めてあげたい」と思ってもらえるようになります。
逆に「それおかしいよ。全然わかんない」「私は違うと思うけどな」「そんなこと気にするの」と否定的なことを言うと、「この人とは話したくない。わかってもらえないし、認めたくない」という感情を抱かれてしまいます。
また真理さんのように、肯定もせず、否定もしない人に対しては「ハッキリしない」「何考えてるか分からない」「ノリが悪い」という印象を与えてしまいがちです。
どちらにしても、マイナスイメージであり、敬遠される要素になるわけです。
「誘ってもらいたい」と願いながら「人に嫌われること」をしていては、好かれる人にはなれないのです。まずは、同調できる部分を探して肯定してあげること。
それが会話力を高めるコツであり、人から好かれて楽しくおしゃべりするポイントです。