ある相談者の方は経済的にも恵まれご夫婦仲も良くとても幸せに暮らしています。
けれど、その方は、ご主人に対する第一印象は最悪で、結婚なんて考えられなかったそうです。
お見合い結婚なのですが、年齢差もあり、すぐに断ったそうです。
けれど、ご主人はその日以来毎日のように自宅に訪ねてきたのです。
毎日車でやってきては、花束やケーキを差し入れてくれたそうです。
もちろん顔もださなかったそうです。
お母さんが代わりに挨拶しただけなのです。
それでも、まったく諦めずに毎日通ってきたのです。
その車が止まっているのを見ると胃が痛くなるほど迷惑に思っていたそうです。
「ずうずうしい人ね、また来てる」
「懲りない人ね」
と友人に愚痴っていたのです。
けれど、ある日、友人が「あんな人相手にするわけないのにね。あの人相当鈍感なのね」と言われ、ムッとするようになったそうです。
「えっ・・・?あの人のことを庇う気持ちになってる・・・」と気付いたのです。
その日以来、彼が帰る後姿がションボリト見えて可哀そうになってしまったのです。
明日は彼に挨拶しよう!そう思って彼を待ったのですが、その日以来、彼はぱたりと訪ねて来なくなったのです。
すると、今度は彼のことが気になって仕方なくなったのです。
これが、「押してダメなら引いてみな」の心理なのでしょうね。
久しぶりに彼が訪ねて来たときは嬉しくて嬉しくて、結婚することを決めたのでした。
けれど、そのご主人の良さは、結婚した後もずっと奥様のことを変わらずに愛し労わってくれているところです。
もちろん、その女性も愛される振舞いや行いを重ねているからこそ、ご主人に愛され続けているのでしょう。
あんなに嫌っていた人と、今では仲良く幸せに暮らしているのです。
人の気は変わるものです。
だから諦めないで努力し続けることで運命も変えられるのだ、ということを知ってほしいです。