小学生の頃、死ぬのが怖いと思っていました。
死んだらどうなるんだろう・・・。と考えたら恐ろしくなったのです。
思わず「死ぬのが怖い」と兄にポロリと言ったのです。
すると、「死ねない方がよっぽど恐ろしいよ!だって、考えてごらんよ、交通事故で手や足が切断されたりしたまま100年も400年もずっと生き続けなきゃならなかったら、どうする?もっと怖いじゃないか。死ねるからラクなんじゃないか」と言われたのです。
「え?そう言われてみれば・・・そうだね」
「そうか、そうか・・」と急に気持ちが明るくなったのでした。
また、こんなこともありました。
アメリカに在住していた頃、アメリカと日本を行き来することが度々あり、その頃飛行機が墜落する事故などもあり、飛行機事故が怖くなった時期がありました。
怖がり屋の私は、「飛行機事故が怖いわ。堕ちたらどうしよう・・・」と不安を口にしました。
すると、また、兄がこんなことを言うのです。
「大丈夫だよ!飛行機事故に合ったとしても、人生で1度あるかないか、それくらい少ない確率だから」と言うのです。
「人生で1度あるかないか?なんだ、なら心配しなくて大丈夫ね」と言うと、兄は、
「そう、飛行機事故にあったら、その場で死ぬからね。2度は体験できないよ。貴重な体験さ」と。
「えっ!?それて・・やっぱり」
でも、兄はいつもこんな風に楽観的に物事を捉える人で、いつも大丈夫!どってことない!人生は生きてるだけでラッキー。
バイキングを食べてるようなもの。
何でも好きなことをして暮らせばいいんだと言うのです。
同じ遺伝子を持っているせいか、この頃私も似てきて、子供に同じようなことを言うようになってきました。
アッという間に歳をとって、死んでしまうぞ!
だから、くよくよしてる暇なんてないんだよ。今を楽しまなくちゃね。
という言葉をいつも思い出しては、辛い日を発想の転換で乗り越えるようになったのでした。