以前アップしましたタイトル記事「恋の悩み・別れたらラクになる・・・なんて錯覚です」の関連記事になりますので、あわせてお読みくださいね。
恋は心が常に不安定になるものですが、愛の領域に到達すると心が安定するようになります。
以前、恋愛に限らず、人生とは一つの山を登り、またもっと高い山へ登ることの連続。終りのない頂上を目指して向上する、成長する目的で私たちは生まれてきたのではないか?そして、一段高いところにたどり着けたなら、視界が変わり見えることも変わる、だから、過去の苦しみや悩みから解放されるようになると書きました。
一段高い山の頂上を極めるとは、彼との関係が、恋から愛に変わる、という意味でもあります。つまり、彼を恋することから、愛するようになると、心が平穏になりラクになるのです。彼との絆が深まり、以心伝心となり、彼が考えていることおもっていることが分かるようにもなり、急に不安になることがなくなるわけです。
では、頂上を目指す一歩一歩とは、具体的にどのようなことを指すのでしょう?と聞かれてもなかなか思いつかないと思いますので、ヒントになるようなエピソードをご紹介しますね。
あるご相談者を占ったところ、言葉足らずになって、彼との距離が縮まらなかったり、コミュニケーションが深まらない要因になっているように感じたのですね。そのことを訊ねたのですが、その方は首をかしげるばかりで、言葉足らずになっているとは思わないとおっしゃるのです。
けれど、更に深く話しを聞いているうちに、あることが見えてきたのです。
その方の彼の第一印象はあまり良くなかったと言います。どちらかというと苦手なタイプだったとか。そして、ある時、彼から、「箸をちゃんと使えないなんて・・・努力が足りない証拠だし、恥ずかしいよ」とズバッと指摘されたことがあったそうです。その時は、ショックだったのですが、じょじょに、彼の厳しさが尊敬できるように気持が動いたのだと言います。第一印象はあまり良くなかったのに、いつの間にか交際に発展していたのです。
「そのエピソードを彼に伝えたのですか?」と訊ねてみると、その方は、「はい」と答えたのですが・・・よくよく聞いてみれば、「彼の第一印象はあまり良くなかった」ということと「箸をちゃんと使えないなんて・・・努力が足りない証拠だし、恥ずかしいよ」とズバッと指摘されたことがショックだった、と伝えただけだったのです。
一番伝えなければならないところ「ショックだったけど、じょじょに、あなたの厳しさが尊敬できるように気持が動いたのよ。好きになったのよ」という気持ちについては話してないというのです。
これが言葉足らずであり、コミュニケーション不足であり、誤解をまねくことになるわけです。
「彼の第一印象はあまり良くなかった」ということと「箸をちゃんと使えないなんて・・・努力が足りない証拠だし、恥ずかしいよ」とズバッと指摘されたことがショックだった、と伝えられた彼は思ったことでしょう。
「俺ひどいこと言って嫌われちゃったみたいだな・・・あ〜俺はなんてデリカシーのない男なんだ・・・これからは、言葉に気をつけないとダメだな・・・黙っていた方がいいかも知れないな」と口を閉ざすようにもなるわけです。
けれど、「ショックだったけど、じょじょに、あなたの厳しさが尊敬できるように気持が動いたのよ。好きになったのよ」と伝えていたならば、彼はこんな風に思ったはずです。
「彼女は分かってくれたんだな・・・僕のことを分かってくれる人なんだな・・・うれしいな」と嬉しい気分になり、自分らしくありのままに、心を開くようになり、素直に色々な話をするようにもなるはずなのです。
彼を気分よくしてあげる、とは、あなたが感じている彼の良い所を素直に正直に話してあげるだけのことなのです。別にご機嫌をとるわけでも、媚びることでもないのです。ありのままに感じることを話すよう心がける意識、それが、言葉足らずにならない、良いコミュニケーションができるようになる、一歩一歩という意味であり、自然体に自分なりの頂上を目指し、自分なりの成長のために頑張ること、それが一歩一歩なのだと思います。