皆さん、突然ですが、「源氏物語」と聞いて何を思い浮かべますか?
わたしは、当然?六条御息所。
「嫉妬」「不安」「劣等感」「恨み」・・・
ネガティブがいっぱい、恐ろしささえ感じる御息所。
物語の中では、生霊となり、葵の上を苦しめる。
葵の上だけではなく、夕顔も、御息所の生霊により殺される。
それで、周りの人たちが「物の怪のしわざ」と、護摩炊きをするんだけれども
その物の怪こそが、抜け出した御息所の生霊。
だから、御息所がふと、正気に戻ると護摩のニオイが体中に染み付いてしまって取れない。
御息所は、自分自身を、情けなく、忌まわしいと思いながら護摩のニオイを必死で洗い流そうとする。
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わたしは、この六条御息所が、大好きでもあり、大嫌いでもある。
でも、髪についた、護摩のニオイを、必死で洗い流そうとするところを読むと、
とても切なく、悲しく、辛く・・・・そして愛しく感じる。
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醜い自分を飼いならせなくなった御息所。
ただ源氏に愛されたかっただけなのに。
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恋愛をすると、幸せと同じ分量で、醜い自分に遭遇する。
自分も六条御息所なのかもしれない。
情愛が強いほど、妬みが生まれ、憎しみさえも生じることもある。
情愛が強いほど、執着も強くなる。
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いかに自分自身を飼いならせるか。
激しい恋愛ほど、自分自身の舵をしっかり取らなければならないと思う。
雪平