タグ「#カースト」が付けられているもの

img183.jpg

TVで信じられない光景を目にした。

インドで、40日間にわたる都市封鎖の解除により、酒を買おうとする市民が酒店に殺到していたのだ。

"禁欲生活"から解放されたためか、酒を求めて密集する市民の姿を見ると"異常"としか言い様がない。

警官も動員され、制圧のため警棒を振り回していた。

お行儀の良い日本人からすると、理解しがたい世界だ。

 もっとも、酒税は主要な税収源になるので、酒小売店の早期再開を推進していた州知事たちもいたらしい。

いまインドの失業者は4人に1人、1億人もいる。職を求めて大移動するシーンも報道されていたが、三密どころの話ではない。

もともとインド人の職業は、カースト制度の影響を受けている。つまり、身分によって仕事も異なる。

カースト制度は1950年に廃止されているが、その名残があるインドでは、親の仕事が自分の仕事になってしまう場合が多いようだ。

しかし、IT関連は比較的新しい職業なので、カーストの身分とは関係なく就けるので、インドではIT分野が急成長するようになってきた。

話は変わるが、日本では昔、士農工商というのがあり、さらにその下に穢多(えた)非人(ひにん)とよばれた人々がいたが、インドのカースト制度の下の不可触民(アンタッチャブル)と似ているような気がする。

彼らの多くは"ひと"としての扱いを受けられない。

インドの衛生環境はとても劣悪で、国内だけで5億6425万人(国連児童基金=ユニセフなどの推計)がトイレがなく屋外で用を足しているとされる。

屋外で大事な部分をさらけ出すのだから、衛生的に良くないし、女性は飢えた♂️狼から暴行を受けたりする。

キリストの愛に感銘を受けたガンジーは、最下層の人々のために尽力したが、根強いカーストはどうしようもなかった。

本来、人はすべて平等の人権を有するべきだ。
ところが、堕落の結果、こんなに悲惨な社会をつくってしまった。

救世主が来なければ、人類に希望はないのかもしれない。